最近は4K録画もあたりまえの時代になってきて、動画編集に必要なPCのスペックも上がってきました。動画編集と一口に言っても、やりたい編集の仕方によって使うソフトも必要なPCスペックも違ってきます。動画編集をしてみようと思う方にオススメの動画編集ソフトとソフト別オススメPCを紹介していきます。
動画を編集するために必要なソフトとオススメPC
AviUtl
フリーソフトということもあり、こちらも多くの人が使っているソフトです。ただし、思うように使いたいのでしたらばある程度のPCの知識が必要となり使いこなすのは骨が折れるソフトです。
動作については、プラグインの入れ方にもよりますが、かなり軽い動作が期待できるソフトです。
サイバーリンクパワーディレクター
最近サブスクリプションサービス版も出ておりますが、基本買い切り方の動画編集ソフトです。感覚的に使えるので動画編集をしたことが無いという人もわかりやすいソフトです。有料ソフトなのでサービスも手厚いので初心者向けの動画編集ソフトと言えます。細かいエフェクトを付けるなどの使い方となるとできないことも多いのですが、家族動画の編集程度でしたら十分な働きをすることが可能です。
推奨スペックもそこまで高くないので、PCの性能も控えめなもので十分動作します。4K動画を扱うとなると少し高い性能のPCも必要となりますので、その点は注意が必要です。また、ソフトの更新が頻繁に行われるため2年程度でソフトの買いなおしをしなければならないのが面倒だともいえます。
Adobe Premiere Pro
最近はYouTuberになるために、このソフトを使っている人も多いのではないでしょうか?敷居は高いですが、とにかくできることが多いので長く使うのならばこのソフトでも良いかと思います。サブスクリプションサービスで値段が高いのがネックですが、使用者が多いのでブログや動画サイトでチュートリアルを公開している人も多いので、わからないことが解決しやすいソフトです。
値段が高いのだけがネックのソフトで、できることが多い分だけ必要なPCスペックも高くなっております。
Davinci Resolve
有料版もありますが、こちらも無料で使える機能が多数あるソフトです。3DCGも扱えるので、動画編集の可能性が一気に上がるソフトですが、こちらのソフトもハイエンド性能が無ければ動作が停止してしまいます。
オススメのPCはraytrek ZF-D5 Spring Campaign 特別モデル
Adobe AfterEffect
動画の編集だけでなく、数々のエフェクトを使いこなせればVFXを使ったド派手な動画まで作れてしまうソフトです。しかしその分PCにかかる負荷は相当高いものとなり、並みのPCでは動作中に停止してしまいます。私も少し使ってみましたが、メモリは32GB搭載したようなPCでないと、すぐに動作が重くなってしまいます。
Hit Film
海外のフリーソフトなので、値段こそ安いものの、日本語非対応なため使うことが非常に難しいソフトです。チュートリアル動画もありますが日本での使用者も少ないため動画やブログの数も圧倒的に少ないです。また、Adobe AfterEffectなみに動作が重いので、かなりハイスペックなPCが必要となります。
プロ仕様ソフトを考えれば高いPC性能が必要
簡単な動画編集程度であれば、それなりの性能のPCで十分ですが、Adobe AfterEffectの様な動画に様々な特殊効果を与えるようなソフトを使うとなると、PCの性能をかなり高くする必要があります。まず多くの特殊効果などを反映させるためにはメモリが必要になります。そして高性能なグラフィックソフトではグラフィックボードに動作をゆだねることも可能なので、高性能なグラフィックボードの搭載も有用なものになります。
最近は家庭で楽しむ動画だけでなくYouTubeで素人が公開する動画のクオリティを上げるために、高性能なグラフィックソフトを使う人も増えております。動画編集に興味があるならば、まずは少しでも動画を扱えるエントリーPCを購入し、動画編集に慣れてきたら高性能なPCを購入すると良いと思います。私はどんなソフトでも、先ずは始めることが大切だと思います。こんな動画を作ってみたいと妄想するのは簡単ですが、何かを作るということは形にしてこそだと思います気になる動画ソフトがありましたら、まずは購入できるPCから購入してみてください。