最近動画編集ソフトとして、かなり使い勝手が良いと言われているHit Filmを使ってみました。
無料で使えて、動画編集+エフェクト加工なんかもできる高機能動画作成ソフトということですが、使い勝手は良いのか?初心者でも使えるか?という観点で見てみました。
Hit Filmの使用感
PCの要求スペックが高い
先日AfterEffectを使用してみて、非常に重くて困ったのですが、なんとこのHit Filmもかなり負荷の高いソフトでした。動画編集中に何度かクルクルと待機となり、応答なしからのフリーズを味わいました。できることが多いソフトはそれだけ負荷も高いようですね。
日本語が無い
日本語化ができないので、使い方を覚えるにも大変で、一応日本語で使い方を教えてくれるYouTube動画もありますが、まず何処に何があるか?が直感でわかりづらい状況でした。
このアイコンが大体、こんな機能だろうか?という思惑で押してみましたが、使えはするものの、適用する範囲の選択がわかりづらく、直感で扱えないソフトは言語の壁が高いと感じました。まずエフェクトをかけるまでは良いのですが、動画のすべてにエフェクトがかかってしまい、次にエフェクトを切り出したところにかけるという手間をかけたのちに、どうやら範囲指定できることを知りました。
また、日本語に対応していないということは、日本語に対応しているフォントを調べるのも一苦労でした。一応デフォルトで日本語テキストを入力できますが、やたら重かった印象です。
高機能なエフェクト等は有料
エフェクトを色々とかけられますが、Addマークがついたエフェクトは有料なので購入が必要となります。すべて無料というわけにはいきませんので、その点は仕方ありません。しかし、無料で使えるエフェクトも多いので、英語が堪能であればスイスイいけそうです。私のように英語の翻訳に数秒から数十秒かかるような人間には、ちょっと敷居が高いかもしれません。
かなり敷居は高い
かなり『AfterEffect』に寄せて作られているように見えますので『AfterEffect』を使える人でしたら、きっと無料で使えてありがたいソフトになると感じました。
ただし、『AfterEffect』同様とても負荷が高いソフトなので、色々と特殊効果をモリモリにするとメモリ16GBでは対応できないようなので、『AfterEffect』を使えるような高いスペックが必要なソフトです。