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Adobe AfterEffectを使ってみた

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動画の合成や特殊効果を作成するソフト「Adobe AfterEffect」を使用してみました。

Adobeのサブスクリプションサービスの料金プランは強気な値段なので、できれば使いたくはないところなんですが、いまのところ、このソフトAfterEffectを超える映像合成ソフトが無いのも事実なので、まず使ってみてから使うか使わないか決めたいと思い今回体験版を触ってみることにしました。

AfterEffectの使用感

使いこなすのは難しい

以前『Premiere Pro』を使ってみて思ったことと一緒ですが、まずは操作系の敷居が高いと感じました。

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何を操作するにしても、オシャレなインターフェイスが優先で、マウスの右クリックをしても行いたい操作がすぐに出てこないと感じます。机の引き出しを開けても、引き出しの中に更に机が入って整頓されて・・・、マトリョーシカを開けている気分になり、キーフレームをうつだけでも『なんか面倒だな・・・。』と感じてしまう始末です。

メモリ不足に悩まされる

一応自動でキーフレームを打つ機能もありますが、メモリがすぐにパンパンになってしまう印象です。感覚で遊んでいると『ハイ!メモリーオーバーです!』となってしまいました。推奨メモリが32GBになっているだけあり、お試しでエフェクトをいじっていると16GBのメモリではすぐに太刀打ちできない状態になりました。

相変わらず数値に厳しい

『Premiere Pro』の操作同様に、数値で操作することが多く、感覚的にちゃちゃっと作りたい私の様な雑な性格の人間には「ちょっとのズレ」も許さないように作ってく『AfterEffect』はかなり神経にピリピリくるものがありました。それくらい許してくれ・・・。と思うような操作を強いられる部分があり、またインターフェイスの文字が小さいので、何がどこにあるのかがわかりづらく、さらに数値まで入力するにあたって、数値が見えない・・という苦労がありました。確かに数字で合わせた方がズレは無いのですが、自動整頓で、微調整は数値で・・・。というくらいにファジーに行わせて欲しいと感じました。そういった使い方もできるのかもしれませんが、私がその域に達っすることができないのか、使っていて神経が磨り減りました。

まとめ

『AfterEffect』も『Premiere Pro』と同様にお値段がお高いだけあって、できることはたくさんあり、使いこなせば最高の映像が使えるという反面、敷居の高さをバッチリ感じました。

流石、世界の特殊効果を多用した映像を使っているだけあって素晴らしい機能ですが、そこまで動画に力を入れていない私からすると、このエフェクトはBlenderで作って動画合成ソフトで合成しちゃった方が良いな・・・と感じてしまいました。BlenderもBlenderで癖の強いソフトですし、Illustrator的な映像を作るのは難しいので、一長一短ありますが、私はBlenderに慣れてしまっているので、なおさらそう思ってしまいました。

一番のネックは料金プランで、月額契約も高いし、かといって年間契約するのも敷居が高いので、せめて月額契約2千円くらいにしてほしいところです。動画の合成やエフェクト作成を仕事にしたい人ならば良いかもしれませんが、趣味で扱うにしてはちょっと高いと感じるソフトであると個人的には感じました。Photoshopで●万円という時代と比較したら、サブスクリプションサービスで使いたいときだけ使えると考えたら安い気もしますが、それでも他のサービスと比較すると割高です。あと、しっかりと使うならばメモリの増設(32GBへの変更)も必須だと感じました。

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