【PC版】ELDEN RINGを100時間遊びましたがクリアできておりませんので、100時間遊んでの感想を綴りたいと思います。開始時のプレイ感想とは大きく変わっておりますことと、エルデンリング大好きという人はあまり見ないほうが良いかしれません。
【PC版】ELDEN RINGをプレイするために必要なパソコンのスペックは
最低動作スペック
- OS:Windows10(64bit)
- CPU:Intel Core I5-8400または、AMD Ryzen 3 3300X以上
- メモリ:12GB以上
- GPU:NVIDIA GeForce GTX 1060(VRAM3GB)または、AMD RADEON RX 580以上
- ストレージ空き容量:60GB以上
推奨動作スペック
- OS:Windows10(64bit)
- CPU:Intel Core I7-8700Kまたは、AMD Ryzen 5 3600X以上
- メモリ:16GB以上
- GPU:NVIDIA GeForce GTX 1070または、AMD RADEON RX VEGA 56 以上
- ストレージ空き容量:60GB以上
ハイスペッククラスののゲーミングPCが欲しいゲームです。
【PC版】ELDEN RING の評価
【PC版】ELDEN RING の良いところ
- 歯ごたえのある難易度
- 恐怖と達成感のある冒険
- 自由度の高い成長要素
- 果てしなく探索のできる世界
【PC版】ELDEN RING の気になったところ
- オープンワールドなので止め時を失う
- 難易度が高いので敷居も高い
- PCに最適化されていない
- 後半になるにつれ既視感が大きい
- 大雑把に感じる難易度調整
- 一部のバグ技
それぞれの感想
グラフィック
ダークソウルを正当進化させた美しいグラフィックとなっています。ストーリーのボスクラスのいる大都市は一見の価値ありです。また、サイドストーリーで訪れる地下都市も見応えがあります。メインに関わる部分はかなり作り込まれていますが、サブ要素であるミニダンジョンについては既視感が多く、何度も立て続けに遊んでいると、違いがわからなくなることもあります。
操作性
操作はダークソウル系の操作なので、ダークソウルに精通していれば問題ありませんが、未だにフレームレートが安定しないことがありますので、その点で辛い部分があります。ちょっと攻撃や防御や回避のタイミングがズレただけで死が訪れるこのゲームでフレームレートが落ちて画面がカクつくことは命取りです。そういった緻密な操作を要求される部分が増えすぎているのも問題だとも思わなくもありません。とくに絶景は良いですが、遠景の多い屋外でパルクールのような動作が必要な際に、画面がカクツキを起こし落下してやり直しになったときのストレス値はかなり高いです。
ゲーム性
高難易度ゲームということで、試行錯誤が楽しい作りになっております。しかし、このシリーズも年数を重ねヘビィユーザーに合わせた調整がされてしまい、物語後半になると上級者向けの立ち回りが要求されます。既存のユーザーならこれくらい受け入れられるよね?くらいの調整がなされております。また、アクションRPGなので、レベルを上げればなんとかなる調整もされており、また一部に性能がチートレベルとなる装備や技や魔法があり、そういったモノを使えばなんとかなるだろうという大雑把さが見えなくもありません。
爽快感・達成感
序盤は爽快かつ達成感のある作りになっていますが、中盤で焼き直しの敵が増え後半は巨大さと体力または、数の暴力を押し付けてくるボスが増え、達成感よりも疲労感が増大するデザインになってしまっています。
このゲームはオススメ?
ダークソウルシリーズが好きな人、何が何でも勝てば良い人なら楽しめます。敵もプレイヤー五分の戦いなんていう幻想を抱く人には向かないと思います。
個人的総合感想
以前数時間プレイした感想を書きましたが、100時間プレイしてまだエンディングも行けないため途中の感想を綴りたいと思います。初期に出回った大手のレビューなんかは序盤の感想が多かったと感じます。このゲーム中盤から後半にかけて、どんどんと疲労感が増していく作りになっております。
バトル関連
初見だけならまだ「こんな敵勝てるのか?」からの試行錯誤にて撃破という達成感が味わえますが、中盤になると「え?またコイツと戦うの?」という状況が増えてきます。そしてボス並みの敵が雑魚敵となり、逃げるが推奨になります。そして終盤では苦労した敵を「同時に2体倒せとか3体倒せ」とかになってきます。「また同じボスと戦うの??」という状況だけでもお腹いっぱいなのに、まさかの増量です。攻略する楽しみよりも「仕方がなく倒す」という疲労感ばかりになり、流石に連日遊ぶのは辛い状況となりました。現在ラスボスまであと3人のボスを倒すまで行きましたが、まだボスがいるのか?というくらい心労に変わってきております。
探索関連
マップがこれでもかというくらい広く、隅々まで探索する楽しみもありますが、ミニダンジョンは焼き直しが多く、敵も意地悪な配置だけは力が入っていて「志村後ろ!」も重なりすぎると笑えなくなってきます。また、後半になると緻密な操作を必要とするパルクールマップが増え、落ちれば一撃死のゲームで何度も落下するストレスに襲われます。しかも今回フレームレートも安定せず、無駄にカクつく遠景の見える屋外マップで足場を気にしなければならず、何度か処理落ちで落下死するのは相当なストレスでした。また、以前記事にした改善を試みて挙動が改善されたのにアップデートするたびに落ち着いた挙動がぶり返すこともあり、なかなかのストレスです。アプデのたびに再設定しなおすのは至極面倒でした。楽しいはずの探索ですが、ミニダンジョンについては、もう探索する気も起きなくなりました。未知の場所も景観が良い場所は良いですが、視界が悪いだけの雪原ステージや足場の悪いところや毒沼祭りなどは、探索の楽しさをそがれてしまうところもありました。
ボリュームが多いのも難点
100時間遊んでおいてなんなのですが、ボリュームたっぷりすぎて、お腹いっぱいを通り越してもう見たくないレベルまで来ております。これ以上無理やり詰め込むと嫌いになりそうなので、一度毒を吐かせていただきつつ、週に一度くらい遊んでチマチマとボスを攻略してクリアを目指そうと思いました。序盤まではとても楽しかったのですが、周回要素をストーリーに突っ込んでくるような作りになっていて、ボリューム過多に感じます。個人的には一度ゴドリックを倒した後にエンディングで良かった気もします。エンディング後のお楽しみをメインストーリーに組み込んだようなボス敵やマップが多いのが勿体ないと思いました。とくに私は大ボリュームのゲームよりも10時間くらいでクリアできて、思わずやり込みたくなるゲームが好きなので、そう思ってしまいます。ちょっと現在胃もたれ気味です。凄く美味しいのですが、量が多すぎて、某番組の大食いコーナーで、ご飯の下に特大チャーシューが潜んでいたくらいの状況です。美味しいんですけどね。ちょっと量が多すぎると個人的には感じてしまっております。