以前、ゲーミングPCで格闘ゲームをするべきという記事を書きましたが、今回はゲーム全般的に、ゲーミングPCでゲームをした方が良いという記事です。
何故、ゲーミングPCでゲームをするべきか?という話ですが、コントローラーの入力遅延もゲーム上において大きな問題となっています。
私は格闘ゲームをプレイしますが、PS4でプレイする場合と、PCでプレイする場合どうしてもガードが間に合う間に合わないといった感覚で、PCの方が咄嗟の判断がしやすいと感じます。
これは、どうも感覚だけの問題ではなさそうで、実際にコントローラーの入力情報をゲーム上に反映するまでに、PCとPS4では大きな違いがあるようなのです。
格闘ゲームを例にとった入力遅延
Twitterで格闘ゲームの入力遅延に関する、情報を取り扱っているアカウントがあるのですが、そのアカウントの情報によると、私が現在メインで遊んでいるGGST(ギルティギアストライヴ)についてですが、PCで遊んだ場合はコントローラーの入力遅延は1F(フレーム)以下にまで抑えられているのに対し、PS4やPS5では4F以上の遅延があるということです。
#PC #GuiltyGearStrive #inputlaghttps://t.co/MgpU19IFax pic.twitter.com/oquEuYM4eG
— Nigel Woodall (@noodalls) July 6, 2021
#PS4onPS5 #GuiltyGearStrive #inputlaghttps://t.co/bsQQINX7JM pic.twitter.com/6NPPldhOmH
— Nigel Woodall (@noodalls) July 6, 2021
Guilty Gear Strive Input Lag Summary
— ReoAyanami (@ReoAyanami) July 6, 2021
PS5 = 93.60ms / 5.62f
PS4onPS5 = 82.53ms / 4.95f
PCVSyncOn = 11.90ms / 0.71f
PCVSyncOff = 11.34ms / 0.68f
PS4Pro = 79.99ms / 4.80f
PS4 = 78.67ms / 4.72f https://t.co/yCvuZd8L7B
入力から3Fの違いがあるということは、3F発生技なんてほとんど見てから反応することはできないということになります。実際は更にコントローラー各種の入力遅延、モニターの入力遅延、などが重なるため、10F~20Fくらいの体感遅延が発生するようですが、3Fの与える影響が、他の影響と重なると大きな違いとなってしまいます。
たかが3Fの違いかもしれませんが、1Fを争う格闘ゲームやFPSやTPSゲーマーにとっては大きな問題となります。
また、ストリートファイター5でも、PC版の方が入力遅延も無く快適に動作することが過去のツイートで検証されております。
コントローラーの違いでも発生
また、この入力遅延ですが、コントローラーの違いでも発生すると言われております。格闘ゲームですと、アケコンを使う人も多いかと思いますが、値段の高QANBA ObsidianやHORI ファイティングエッジ刃は、入力遅延が少ないアケコンと言われております。
そして、FPSやTPSをプレイするにあたり、マウスやキーボードでも違いが出てきますので、ゲーミングマウスやキーボードで、TPSやFPS向けに作られているものを選ぶと良いです。
PCの細かい設定変更でも変わる
PCの利点としてPC上の設定で、入力遅延問題を少しでも改善することができます。マウスやキーボードであれば、レジストリエディター(Windowsキー+Rでregeditと入力すると開きます。)でマウスとキーボードのスピードを上げておくこともオススメしたいところです。マウススピードはゼロに、キーボードスピードは31にしておくと良いでしょう。
ゲーミングPCで入力遅延の無い快適なゲームライフ
垂直同期のオフや、ゲーミングモニターや高性能なグラボの活用だけではなく、コントローラーの入力遅延まで考えると、快適なゲームライフを送るのであれば、ゲーミングPCは必須アイテムだと思えます。
私もPS4ではガードできない攻撃が、ゲーミングPC上ではガードできるということも多々あります。GGSTを遊んでいて、PS4では天上界はほど遠いと感じますが、PC版ではもう少し頑張っていけば天上界に上がれるのでは?という状態で、日々モチベーションを上げていけております。
もし、PS4やPS5などの家庭用ゲーム機で格闘ゲームやTPSやFPSをプレイしていて、敵の攻撃が見えている筈なのにキャラクターの反応に違和感を感じるという事があるならば、一度ゲーミングPCで同じゲームを遊んでみると違いがわかると思います。快適な操作で思い通りの体感でゲームが遊べることがこんなに素晴らしいとはと気付かせてくれます。