10月27日に発売したアサシンクリードシリーズの最新作であるアサシンクリード・オリジンズをプレイしてみました。
アサシンクリード・オリジンズってどんなゲーム?
古代エジプトを部隊として、アサシン教団の起源を目撃することになるというアサシンクリードの最新作です。
内容はステルス&パルクールアクションにRPGの要素が色濃く現れております。今までのアサシンクリードシリーズとシステム面などガラっと変更し、新たなアサシンクリードが楽しめます。
アサシンクリード・オリジンズをプレイするには?
最低動作スペック
- CPU: Intel Core i5-2400またはAMD FX-6350以上
- メモリ:6GB以上
- GPU:NVIDIA GeForce GTX 660またはAMD R9 270以上
- ストレージ空き容量:42 GB以上
推奨動作スペック
- CPU: Intel Core i7- 3770またはAMD FX-8350以上
- メモリ:8GB以上
- GPU: NVIDIA GeForce GTX 760またはAMD R9 280X以上
- ストレージ空き容量: 42GB以上
推奨スペック上では、ミドルスペックでのプレイが可能になります。最高画質設定や4K設定にする場合はハイスペック以上のゲーミングPCが必要となりそうです。
アサシンクリード・オリジンズの良いところ、悪いところ
アサシンクリード・オリジンズの良いところ
- 戦闘システムは一新され、より緊張感のあるバトルに
- イベント等のムービー感が無く、よりオープンワールド化が進んでいる
- 美しいグラフィックとグラフィックを堪能できるフォトモードが楽しい
- ペットのセヌ(鷹)で飛び回るのが楽しい
アサシンクリード・オリジンズの悪いところ
- 敵がやや間抜け
- フォトモードが誤爆しやすい
- 鷹がもうちょっと下降して低空を飛べたら良かった
総合感想
東京ゲームショウ2017で触って以来、虜になって購入してしまいました。今までのアサシンクリードシリーズにあった戦闘を一新し、より緊張感のあるバトルとなりました。
以前は敵の攻撃にあわせて、ボタンを押すという、反射神経ゲームなったような気がしますが、今作品ではアクション性が高く、しっかりとした操作をしないと敵とのバトルに勝てないようになっております。
しかし、アサシンクリードの真骨頂は、ステルスからの暗殺なので、バトルは積極的に仕掛けるものでもありません。弱くても敵の背後から近づき一発でしとめるテイクダウンを駆使するのもとても楽しいです。
そんなステルスアクションのゲームですがレベルの概念も多く関わり、RPG要素も強い作品となっております。試しに低LVで強い敵の居るところに乗り込んでみましたが、ダメージはほとんど通りませんでした。
クエストをこなし、敵を倒し経験値を稼ぎレベルを上げ、得たスキルポイントで様々なスキルを取得していきます。スキルも近接戦闘系のウォリアー、遠隔戦闘系のハンター、その他常用で役立つ系の預言者というスキルツリーを育てていく楽しみがあります。
育て方は自分次第なので、主人公バエクを自分好みに育成する楽しみも味わえます。
操作がより快適に
私はコントローラー操作なのですが、操作系で複雑なところはありません。基本的に登れそうなところは、Aボタンを押せばヒョイヒョイと登っていきます。落ちるとダメージをうけますが、ダメージ回復のスキルを取得すれば回復も早いため苦になりません。
慣れが必要なのはL3スティックとR3スティックの同時押しにて発動するフォトモードが誤爆しやすいところでしょう。非常に楽しい機能で、これは良いシーン!と思ったらサクっと写真を撮影できるのですが、戦闘中にダッシュして、敵をロック(R3スティック押し)すると、誤ってフォトモードが起動してしまうことが多かったです。
戦闘も基本的にはステルスキルがメインですが、対峙した際には、Xボタンによる回避と、LBボタンによる盾防御にて凌ぐ楽しさがあります。攻撃もRBボタンによる弱攻撃とRTボタンによる強い攻撃もあり、強攻撃を溜めて敵の盾をはじくなんていう戦いも可能です。
しかもそこまで難しい操作を要求されるわけでなく、アクションゲームがよほど不得手ではない限りは、誰でも楽しめる操作性があると思えました。
鷹を操るのが楽しい
ペットである鷹のセヌを十字キーの上で呼び出して操作することが可能です。セヌの上からの視点にきりかわり目標を探すことができます。
目標を探すだけでなく、あちこち飛び回ることができるので、上空から世界を眺めているだけでも楽しいです。しかし、かなり上空を飛んでいるため、本当の目標を見つけられないことも多くありました。もうちょっと自由に低空も飛びまわれると楽しかったと思います。
しかし、加速やホバリングによる停滞などもできるため、操作しづらくて不快ということはありませんでした。
ムービーシーンが少なく没入感が得られる
ムービーシーンの様に定点カメラで、身動きがとれない様な状況はかなり少なく、イベントシーンでも視点がある程度動かせるなど、没入感を損なわないつくりになっておりました。
私は、基本ムービーシーンはスキップしてしまうのですが、そんなことをしなくても会話中もプレイヤーはキャラクターを操作可能なので『やらされている感・見ているだけ感』が無く、ストレスを感じませんでした。
逆に、戸惑うくらい自由すぎて驚愕するほどでした。折角のゲームなのでこういった操作を停止させないつくりは素晴らしいと思います。
難易度はやや低め
ノーマルでプレイしたのですが、ステルスアクションとしては敵の思考や索敵範囲がやや緩いと感じました。見つかっても、距離をとればすぐに諦めて持ち場に帰ってしまう印象です。
難易度がいつでも変更できるので、あまりにサクサク進行するようでしたら、難易度を上げてみたいと思います。
現状かなり楽しい
まだ序盤の触りだけを楽しんだだけなのですが、TGS2017で一目ぼれしたのは間違いで無かったと、面白さを再認識しました。
私は同じゲームをプレイせず、色々なゲームをつまみ食いするタイプなのですが、このゲームはクリアまで一気に楽しんでしまいそうな魅力があります。今年私が購入したゲームの中で1、2を争うほどの面白みを感じております。