Steamでゲームをダウンロードしていると、HDDやSSDの保存先の容量にもよりますが、大作ゲームなどは容量が1ゲーム数十GBに及ぶものが多く、すぐにHDDやSSDの容量を圧迫してくると思います。
HDDやSSDを増設した際に、保存してあるゲームを別のHDDやSSDに移動することもあると思います。しかし移動した先のドライブを読み込まなかったり、保存先を新しく追加したかったりした場合の操作がわかりづらいと思います。
ここでは、その操作方法についてまとめていきたいと思います。最近Steamアプリが更新されたので、設定の変更も記事に反映させていただきます。
Steamにてゲームの保存先を追加する方法
まずSteamのアプリを起動したら【設定】を選択します。【設定】の中の【ダウンロード】を選択すると【Steamライブラリフォルダ】という項目があります。
【Steamライブラリフォルダ】をクリックすると、『ストレージマネージャー』が展開されます。ストレージマネージャーには、既に追加済のフォルダと、その保存先に保存されているゲームの一覧が表示されます。新たにフォルダを追加したい場合は、右上にある+のボタンをクリックして、新たな保存先を指定することができます。
Steamライブラリフォルダ内の移動
新しいHDDやSSDに、まるごと今までのゲームを移動させたい場合、まず既存のHDDやSSDに存在する『ストレージマネージャー』のゲームの一覧の右側にあるチェックボックスをチェックして、移動を選択します。次に移動先の新たなフォルダを指定することで、簡単にゲームを移動させることができます。
最近のゲームはデータ容量が膨大なので、HDDやSSDの増設を行ったらSteamのゲームのインストール先は拡張または変更することを強くお勧めします。
今まで何も考えずにメインドライブにインストールしている人も多いはず
通常Steamのゲームインストール先はCドライブになっていることが多いです。あまり詳しくない、または無頓着な人はそのままCドライブへゲームを保存している人も多いと思います。
メインストレージの容量が圧迫されると、いざというときOSの更新データの受け取りや、その他メインストレージのみにインストールしなければならないプログラムの入手の際に、インストールやダウンロードができない状況になってしまう場合があります。
できれば、頻繁にプレイしないゲームやクリア済みのゲームなどは、メインとは別のHDDやSSDにデータを移動させておくことをオススメします。
私も当初よくわからないまま、メインストレージにインストールしていて、空き容量が不足しております。なんて表示を出していたこともありました。
最初からダウンロードするファイルを空き容量の十分なHDDやSSDにしておけば、そういったストレスも受けることは無いので、この方法はSteamプレイヤーであれば是非オススメしたい方法です。
Xbox Gameでのフォルダ指定方法
ちなみにXbox Game Passを活用している人に、Xbox Game内でのフォルダの選択の仕方を書いておきますアプリのユーザータグをクリックして、設定をクリックします。全般をクリックしてゲームのインストールオプションで通常使うフォルダを指定できます。基本的にダウンロード毎に聞いてくれるので、あまり必要は無いかと思いますが、せっかちな人はCドライブのままにしてしまいメインストレージを圧迫することにつながりますので、覚えておくと良いです。
まとめ
ゲームフォルダを管理することで、大容量でアクセス速度の向上が欲しいゲームはM.2SSDに保存し、インディーズ系の負荷の低いゲームはHDDに保存をオススメします。とくにSteamはストレージの整理もしやすいので、頻繁にゲームをする人はやはりSteamが扱いやすと思います。