Katana Robo RTAを遊んでみました。
Katana Robo RTAをプレイするために必要なパソコンのスペックは
最低動作スペック
- OS:Windows10(64bit)
- CPU:Intel Core i7-4790または、AMD Ryzen 5 2600以上
- メモリ:16GB以上
- GPU: Intel Arc A380または、NVIDIA GeForce GTX1650もしくは、AMD Radeon RX 480以上
- ストレージ空き容量:9GB以上
推奨動作スペック
- OS:Windows10(64bit)
- CPU:Intel Core i7-10700Kまたは、AMD Ryzen 7 3800XT以上
- メモリ:16GB以上
- GPU:Intel Arc A770または、NVIDIA GeForce RTX 3070または、AMD Radeon RX 6800,以上
- ストレージ空き容量:9GB以上
ハイスペックモデルのゲーミングPCがあれば余裕でプレイが可能です。
Katana Robo RTA の評価
Katana Robo RTA の良いところ
- 美しいグラフィック
- ノリの良いBGM
Katana Robo RTA の気になったところ
- 段差がわかりづらい
- ジャンプの高さが低いわりに横への滞空時間が長い
- 上述した要素により非常に悪い操作性
それぞれの感想
グラフィック
グラフィックはロボも格好良く、近未来風でゲーミング的な七色の光につつまれたサイバーな雰囲気があります。見た目は非常に綺麗ではあります。しかし、視点移動は若干わかりづらいところもあります。必殺技を使った後の視点方向がズレたりするので、あまり必殺技を使うメリットを感じられませんでした。
操作性
パリィやガード崩しがあるのですが、あまり快適な印象はありません。とくにジャンプが低いわりに滞空時間が長いので、微細な操作がとてもやりづらい上に、落下によるペナルティが大きいので、かなり精神的にイライラすることも個人的に多かったです。またグラフィックで段差がわかりづらくタイムアタックをさせるのに、障害物かどうかわからないものが多く、勝手に引っかかってしまったり、逆にひっかかるかと思った足場にひっかからなかったりと、操作に関わる部分で煩わしいものが多かったです。
ゲーム性
PVだと隻狼風味ですが、そこまで気持ちよくはない印象です。敵は基本的に柔らかいのですが、パリィがあまりやりやすいものではなく、ジェダイフォールンオーダーズの様に敵の飛び道具もパリィによる跳ね返しができますが、これもあまり快適ではありません。あともうちょっとアップデートで快適になれば化けるかもしれませんが、2024年1月上旬現在では、まだまだ物足りない印象です。
爽快感・達成感
バトルはそこそこ爽快ですが、肝心のタイムアタック部分に爽快感が薄いです。今後の改善に期待です。
このゲームはオススメ?
派手なアクションがしたいならば良いですが、隻狼的なバトルを期待すると肩透かしに合います。
個人的総合感想
PVが格好良かったので購入してみましたが、いざ遊んでみると操作の不快感が目に見えて増えてきて、序盤は耐えましたが中盤にかけてかなりイライラが絶えないものとなってしまいました。まず、膝丈くらいの段差ですらひっかかり、上手にジャンプしないとひっかかります。こんな段差で二段ジャンプしなければならないのか?という高さの段差もあって、アクションゲームとして非常に物足りないところが多かったです。パリィやガード崩しなど盛り込んであるのですが、それが全て微妙でした。ガード崩しもガードを崩した気がせず、いきなりガードの上からダメージを与えてしまします。ある程度ゲージを溜めて行う必殺技も、使ったら使ったでカメラの位置がおかしくなって、自分の位置がわかりづらくなってしまいます。
タイムアタックが目標のひとつであるのに、チュートリアルの表示が足をトドメていないと表示が途切れてしまうなど、タイムアタックさせる気があるのか甚だ疑問でもあります。敵の目標もわかりづらく倒した方が良い敵と、そうでない敵の分類もわかりづらくなっていて、スルーして良いのかと思ったら倒さないと扉が開かないなど、タイムアタックとしてモヤモヤするものが多かったです。楽しいという気持ち以上に不快なところが目立ってしまっており、辛い部分の多いゲームでした。
値段も千円ほどなのですが、ビジュアルのクオリティの高さと期待値にゲーム内容がまだついていっていない状態です。今後アップデートや改善が加えられれば良くなる可能性は秘めております。発売当初の現状では、PVに見える期待値よりも、操作性の不快感の方が勝ってしまっており、非常に勿体ないです。空中落下でもセコセコ走っている自機が哀しく映る一方なので、今後の改善を色々と願いたいです。あともうちょっとダッシュもスピードが速いと良いのですが、そうなるとジャンプ慣性が乗りすぎて制御不能な状態しか見えないので、ジャンプはもうちょっと上方に修正しつつ、落下中の制御を入れるなどした方が良いかと思いました。個人的には色々と本当に勿体ない作品だと思いました。