GRIMEを遊んでみました。
GRIMEをプレイするために必要なパソコンのスペックは
最低動作スペック
- OS:Windows7、8.1、10(64bit)
- CPU: Intel Core i5 Intel i5 3470 以上
- メモリ:4GB以上
- GPU:NVIDIA GeForce 960以上
- ストレージ空き容量:10GB以上
エントリーモデルのゲーミングPCがあれば余裕でプレイが可能です。
GRIME の評価
GRIME の良いところ
- パリィ(吸収)が面白い
- 試行錯誤の楽しいボス戦
GRIME の気になったところ
- パリィができることが前提条件のゲームバランス調整
- 全体的にモッサリした動作
- 敵の攻撃が見づらい
それぞれの感想
グラフィック
3DCGを落とし込んだようなグラフィックで全体的にテラテラしている印象です。ただし全体的にグラフィックは暗めなので、視認性はあまりよくはありません。更にパリィをすることが前提のゲームデザインなので、この視認性の悪さがゲームを難しくしているようにも感じます。
操作性
悪くはありませんが、プレイヤーキャラが機敏な動作ではありません。コンフィグでキー配置を変更できるので、自分好みの操作に切り替えられるのは良いところだと思います。
ゲーム性
いわゆるメトロイドヴァニアですが、パリィ主体のゲームとなっており、パリィができること前提の作りです。パリィは大好きですが、パリィできたらリターンが多数あるくらいの位置づけが嬉しいと個人的には思います。パリィできて当たり前はハードルが高くなるだけなので、ゲーム人口を減らす要因になる気がします。しかし、もともとゲームビジュアルが初心者お断り的なものだから良いのかもしれません。高難易度というよりは全体的に面倒な作りになっていると思います。ダンジョンのファストトラベル位置が遠いことと、アイテムが無いと戻れないのは面倒かと思います。ボス戦は楽しいのに移動が遅いのでボスのリトライが面倒と感じる作りです。
爽快感・達成感
もっさりしているので爽快感は薄いです。ボス戦は試行錯誤する部分もあるので達成感が味わえます。
このゲームはオススメ?
パリィ中毒者にはオススメできるかもしれません。
個人的総合感想
以前より気になっておりましたが、Amazon Primeにて無料配布されたので遊んでみました。メトロイドヴァニアとソウルライクの融合という雰囲気のゲームですが、ソウルライク分多目にしておりモッサリ感が大きいです。そして全体的に移動が快適ではないため、リトライ性が低いのももったいないところです。また、ジャンプ挙動もなんかふわふわしておりまして、首を傾げるところでもあります。
敵を倒すことによりソウル的なものを手に入れてレベルアップ要素もあります。そしてこのゲームの独特の要素として、パリィによる敵の能力吸収があります。パリィすることで敵を吸収して一定の数の敵を吸収すると能力を持ったパリィを行うことができるようになります。敵にダメージを与えるパリィ、回復パリィなどです。というか回復要素が薄いので、このパリィ必須な要素がパリィ慣れしていない人には苦痛だと思います。なお通常のパリィでは体力回復もしません。そしてパリィして吸収ですが、ある程度進行すると敵の体力をある程度減らさないと吸収できない敵も出てきます。また敵が赤く光る攻撃はパリィできないという要素もあります。そしてこの3DCGのグラフィックの遠近感がわかりづらく、パリィタイミングがとりづらいのも苦痛と感じる要素かもしれません。色々と慣れが必要なゲームです。
全体的にモッサリしていて、さらに視認性も悪いのでストレス面が多い作りになっているのが残念です。もうちょっとスピード感があり、視認性が良いと楽しくなりそうではあります。他の良くできたメトロイドヴァニアと比較してしまうと見劣りする部分が多いと感じました。ボス戦は楽しいのですが探索面が微妙なのが勿体ないと感じたメトロイドヴァニアというよりはソウルライク寄りなゲームです。パリィ大好きを超えたパリィ中毒者なら楽しめるかもしれません。