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【グラボ】RTX4000番台と3000番代の違いは?これから買うグラボはどちらが良い?

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2022年10月中旬から販売を開始したRTX4090に続きRTX4080も販売され、RTX4000番台が今後もラインナップされていきます。しかし、ハイエンドグラボではなくとも、まだまだRTX3000番台でも十分な性能を発揮しております。

まだまだ、活躍の余地のあるRTX3000番台と発売間もないRTX4000番台の性能や値段で、どちらのグラボが良いのか?を比較してみたいと思います。2022年12月時点の性能比較なので、未発売のRTX4070番などの比較は含めておりません。

値段

  • RTX4090:30万円程度
  • RTX3090:18万円程度
  • RTX4080:20万円程度
  • RTX3080:12万円程度

3000番台と4000番台で同じ80と90で比較してしまうと値段の上がり方がとても高く見えてしまいます。性能の上がり方と値段の上がり方が釣り合っているかどうか?ここか一番大事なところです。まずは値段を比較してみましたが、えげつない価格差と言えます。最近RTX4090は値下がり傾向になってきておりますので、財布に余裕が無いのであれば、値下がりを待った方が良いかもしれません。

CUDAコア数

  • RTX4090:16384
  • RTX3090:10496
  • RTX4080:9728
  • RTX3080:8960(12GB版)

RTX4000番台ではCUDAコア数も大幅に上がっております。数だけでは計測できませんが、それでも数が多いのでそれだけ処理速度も上昇します。とくにRTX3090とRTX4090の差は大きなもので、性能の天井が見えません。

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消費電力TDP

  • RTX4090:450W
  • RTX3090:350W
  • RTX4080:320W
  • RTX3080:350W

4090の消費電力だけずば抜けております。4080と3080と3090は横ばいです。4090の消費電力を考えると、グラボの交換の際には電源の交換なども考慮しなければならないでしょう。それだけ費用が嵩みます。CPUのボトルネックも考えるとPC一式買いなおした方が良さそうですね。

VRAM

  • RTX4090:24GB
  • RTX3090:24GB
  • RTX4080:16GB
  • RTX3080:12GB(10GBもあり)

VRAM容量は3000から4000で爆上がりしたわけではなく、型番だけ見れば据え置きに見えます。VRAM24GBもあれば大体のPCゲームも賄えてしまいますので、ここはそこまで大きくなる必要は無いと判断されたのかもしれません。私はRTX3080Tiを使っておりますがVRAM不足を感じたのはFIFA23の髪の毛描写をオンにした場合のみでしたので、そういった気になる点がある人は、RTX4080以上を選ぶと良いのかもしれません。

まとめ

性能は上がったが、値段も高すぎな4000番台を選ぶか、値段に見合った性能を持つ3000番台を選ぶかとなると、ハイポリ3DCGを作成したいとか、VFXを使った動画編集をしたい、いうことでもなければ、3000番台でも十分な気がします。あとは4000番台の値下がり次第だと思います。流石に30万円のRTX4090をポンと購入する気にはならないと思います。そしてなによりRTX4090の性能を最大限まで引き出すCPUを入手するのも大変です。適当なCPUではRTX4090の性能を活かしきれません。確かにRTX4000番台の性能は高いのですが、値段も合わせて高いので、その値段を支払って何をするのか?が問題だと思います。

個人的には、2022年12月時点で言えば、10万円ほどの予算ならRTX3080。20万円ほどの予算ならRTX4080をオススメします。RTX4090が20万円ちょっとのお値段で買えるならばRTX4090が良いと思います。ただし、それに合わせてPC内部の各パーツもレベルアップする費用が必要です。そのことを踏まえて購入していただければと思います。個人的にはグラボを買い替えるなら合わせてマザーボードもCPUも電源も一新、つまりはPC一式新調するのが良いと思います。