JUDGE EYES：死神の遺言Remasteredをクリアいたしましたのでクリア後の感想を書きます。
JUDGE EYES 死神の遺言Remasteredのクリアにかかった時間
サブシナリオなど適当にプレイした状態で35時間程度です。ヤリコミを行えばもっと遊ぶことができますし、ストーリーのみということならもうちょっと短時間で遊ぶこともできそうです。
JUDGE EYES：死神の遺言Remasteredをプレイするために必要なパソコンのスペックは
最低動作スペック
- OS：Windows7、8.1、10（64bit）
- CPU：Intel Core i5-3470または、AMD Ryzen 3 1200以上
- メモリ：8GB以上
- GPU：NVIDIA GeForce GTX 960または、AMD Radeon RX 460以上
- ストレージ空き容量：40GB以上
推奨動作スペック
- OS：Windows10（64bit）
- CPU：Intel Core i7-4790または、AMD Ryzen 5 1600以上
- メモリ：8GB以上
- GPU： NVIDIA GeForce RTX 2060または、AMD Radeon RX Vega 56以上
- ストレージ空き容量：60GB以上
FHD画質であればミドルスペックモデルのゲーミングPCがあればプレイが可能です。
JUDGE EYES：死神の遺言Remasteredのクリア後の評価
JUDGE EYES：死神の遺言Remasteredの満足な点
- キムタク（木村拓哉さん）を操れる
- ストーリーは面白い
JUDGE EYES：死神の遺言Remasteredの不満点
- 龍が如く同様、戦闘アクションが面白くない
- ミニゲームがしつこい
- エンカウントもしつこい
それぞれの感想
戦闘が面白くない
最初はキムタクがヤンチャしているのが面白かったのですが、個人的に龍が如くシリーズ同様に戦闘が大味で面白みを感じません。避けて裏に回って殴るが基本なことと、一閃と円舞というスタイルがありますが、後半は一閃で十分という形になってしまい、これもスタイルの変更要素の楽しさが失われます。また公式チートアイテムである仙薬を使うとより雑に戦えてしまいます。ボス戦はガード不可攻撃も多く、致命の一撃も多くなり、戦いの大味さが増してしまいます。個人的には龍が如くシリーズの戦闘は微妙なので、7からRPGにしたのは正解だなと思いますが、キムタクが如くは昔の龍が如くシリーズそのままなのでやはり戦闘はあまり楽しめませんでした。
ミニゲームやエンカウントがしつこい
探偵ということで、尾行・追跡（チェイス）・調査といったものがあります。ミニゲーム的なものですが、尾行と追跡がしつこいほど出てきます。序盤は面白いのですが、後半になると『またか』という気持ちになります。もうちょっと少ないとスッキリしたかと思います。そして上述の戦闘がつまらない問題に加えてエンカウントが多いことも挙げられます。これももうちょっとスッキリしてほしいところでした。ストーリーが盛り上がっている中にも無駄に絡まれてしまいゲンナリしてしまいました。
ストーリーは面白い
龍が如くシリーズはストーリーが面白い、これはしっかりと受け継がれています。クリア後はスッキリとした気持ちになることができました。多くのツッコミ処もありますが、根幹のストーリーは面白かったです。気持ち的には戦闘回数を少なくして8章くらいにまとめて欲しいという気持ちもありました。とくに9章あたりで、盛り上がったシーンがあり、その後ジャンプの引き延ばしくらい戦闘を盛り込まれて『早くして』と思う気持ちになりました。ストーリーが面白いので、後半はとくに盛り上がるのでストーリーだけ楽しませて欲しいと感じてしまいました。
クリア後のお楽しみが充実している
クリア後に、取りこぼしたミニゲームだけ楽しめる要素、強くてニューゲームなどが揃っているので、ヤリコミしたい人にも安心です。サブクエストも似たようなものが多いですが、ストーリー性のあるものもあり、更にキムタクの演技の幅を感じられるので、ストーリー性のあるミニゲームをストーリークリア後にじっくりと楽しむことができるのは良いと思います。
クリア後の総合評価
久々の龍が如くシリーズで、PS4版で少し遊んでいましたがPS4版はPS4の起動が面倒で途中で断念しましたが、PC版は最後まで遊ぶことができました。相変わらずストーリーは魅力的で、惹きこまれるものがあります。更にキムタクの魅力がストーリーを高めてくれております。最初はキムタクのハチャメチャさかげんで惹きこまれ、更に中盤と後半からストリートに惹きこまれます。
戦闘が面白くないの項目でも書きましたが、戦闘が大味で龍が如くシリーズの戦闘を色濃く受け継いでいるので雑魚戦は殴るだけ、ボス戦はボスの背後に回ってペチペチと殴り、ボスのガード不可攻撃には三角跳び攻撃をお見舞いするという作業になりがちです。一応PC版は仙薬というチートアイテムがたくさんあるので、一応戦闘を楽してスキップすることが可能です。それでもストーリー上の戦闘が多いので、後半はちょっと面倒に感じます。また、敵のボスが襲ってくるイベントがあるのですが、これも頻繁に起こり面倒でした。エンカウントしないアイテムもありますが、エンカウントしない装備あたりで全くエンカウントしない状態にして欲しいと思います。
ストーリーは面白いけど、他の部分が冗長で面倒なことが多いので、ここらへんがスッキリすればもっと良いゲームだと思います。一応続編はそこらへんが改善されているようですが、まだPC版の値段はちょっと高いので自作はセールにでもなったら購入したいと思います。最初にバンドルで買えばよかったですが、1作目を購入して2作目と追加シナリオのバンドルを購入しても値段が下がらない仕様はやめて欲しかったです。欲しい人はいきなりバンドルで購入しておくことをオススメします。キムタクが好きでもそうでない人でもストーリーは楽しめるゲームだと思います。キムタクが主人公のバイオレンスサスペンスアクションドラマを見ている気分になれます。
