PCを長く使っていると、自分でメンテナンスすることも多くなり、PCケースにも拘りたくなってきます。BTOPCでもPCケースを選択することができるものもありますし、最初はBTOPCでPCを購入しても、そのうちPCケースだけ変更したいという人も出てくるでしょう。
今回はPCケースを選択するうえで、大切なことを自作初心者なりに書いていきたいと思います。既に自作PC歴が長く卓越した人は温かい目で見てやってください。
PCケースの選び方
大は小を兼ねる
デカけりゃ良いってものでもないと思われますが、PCケースはデカい方が良く冷えるので、デカいに越したことはありません。PCケースの種類は、搭載するマザーボードやグラボの大きさを基本として選びます。マザーボードの大きさにはATX、MicroATX、MiniATXといった大きさがあります。一番大きいマザーボードがATXです。305mm×244mmもあり大きいので、このマザーボードが余裕で入る灰タワー型のPCケースが必要です。
そして、2022年ともなりPS5くらい大きいグラボであるRTX4090が登場しました。このグラボを搭載するとなると更に大きいタワー型のPCケースが必要となります。最近はM.2SSDの登場、そしてCPUもグラボも性能は高くなりましたが、負荷が高くなればそれだけ温度上昇も激しくなります。
とにかく、大きいケースであれば、スペースの問題と温度の問題が解決しやすくなります。置き場所には困りますが、PCケースにおいては「大は小を兼ねる」が通じます。
静音性または冷却性
先ほどのケースの大きさの件でも書きましたが、PCの性能を高くすると負荷が高くなり温度も増してしまいます。そして冷却性能を高くしようとすれば、ファンを多くするかファンの回転数が上がります。そして水冷(液冷)だってそれなりに音がします。
音を抑えるためには、密閉性の高いPCケースにする必要があります。密閉性が高ければ冷却性能は低くなってしまいます。この冷却性能を取るか、静音性を取るかでPCケースの選び方が変わってきます。高性能なハイエンドPCならば静音性よりも冷却性能を取った方が良いでしょう。小型PCケースとなるようなエントリーモデルのPCならば静音性を選択しても良いかもしれません。
メンテナンス性
PCを長く使うとなるとパーツ交換を自分で行うことが増えてきます。メンテナンスを自分で行うようになるとPCケースは開放型やPCケースはサイドパネルがすぐに開くものの方が楽です。ただし、開放型は音がPCの作動音が駄々洩れです。開放型は良く冷えると思われますが、エアフローの構築ができていないと、そこまで冷えないようです。頻繁にメンテナンスをする人は開放型やメンテナンスのしやすいサイドパネルが開きやすいタイプを選ぶと良いです。
USBコネクタの位置
USBの位置はPCケースによって変わってきます。USBが前面にあるタイプ、最近は上面にあるタイプも出てきております。また、前にも上にもなく背面のマザーボードに付いているUSB端子しか無いものもあります。USB機器を使う人は、前面か上面についているものを選ぶと良いでしょう。
オススメのPCケース
個人的には、そこそこの大きさがあって、メンテナンスしやすいPCケースをオススメします。静音性はファンを増やして、1つ1つのファンにかかる負担を減らして、ファンの回転数を減らしてファンの音を下げる方法です。液冷を導入するとなると、やはりPCケースの大きさが必要になりますので、大は小を兼ねるので大きいPCケースが良いでしょう。最適な大きさは、自分の部屋が許す限りの大きなPCケースです。
ASUS エイスースTUF GAMING GT501 WHITE EDITION
USB端子も前かつ上向きなのでとりあつかいがしやすく、さらに大きいケースを持ち運びしやすいように上面に持ち手がついております。サイドパネルもクリアパネルになっているので、中の状態が見やすくなっております。エアフローも構築しやすく、ファンも沢山とりつけることができます前面のLEDライトもギラギラしすぎないのがオシャレです。
>> ASUS エイスースTUF GAMING GT501 WHITE EDITION
H7 Elite Black
上部にUSB端子を持ち、前面とサイドパネルにネジを使用していないので、メンテナンス性もとても高く、PCを長く扱っていきたい人にオススメです。
内部がとっても広く保てるので、エアフローも構築しやすく、内部に熱がこもりにくいのでPC全体の性能と寿命を上げてくれます。