Unpacking(アンパッキング)を遊んでみました。
Unpacking(アンパッキング)をプレイするために必要なパソコンのスペックは
最低動作スペック
- OS:Windows7(64bit)以降
- CPU:Pentium 4以上
- GPU:DirectX10以降に対応したグラボ
- ストレージ空き容量:1GB以上
エントリーモデルのゲーミングPCがあれば余裕でプレイが可能です。
Unpacking(アンパッキング) の評価
Unpacking(アンパッキング) の良いところ
- カワイイドット絵
- マウス操作で簡単に遊べる
- 自分好みの部屋を作ることができる
Unpacking(アンパッキング) の気になったところ
- ある程度の成約がある
- パッと見判りづらいドット絵もある
- 説明不足に感じる箇所もある
- ダンボール内の分別に疑問を感じるものもある
それぞれの感想
グラフィック
ドット絵がとても可愛いです。ドット絵好きならばプラスポイントだと思います。ただし、ドット絵のおかげで判別が付きづらいモノも存在します。下着らへんが最初何がなんだかわかりませんでした。
操作性
マウスオンリーで遊べますので誰でも簡単に遊ぶことが可能です。とくに難しい操作はありません。
ゲーム性
ダンボール箱に収納された物品を部屋に並べるという新しい部屋を構築する楽しみがあります。しかし、どんな物が箱から出てくるのかは不明なため、後から大物が出できたりすると少々戸惑う部分もあります。一応設置したものはあとから移動することも交換することも可能なので良いですが、たまに台所用品の中に下着やトイレのモノが入っていたりするため、困惑することもありますし、部屋の移動が面倒だったりもします。
好きに部屋をコーディネートできますが、ある程度の常識は必要なため、全ての物を出したあとに、置いてはいけない場所に置いたものは置き直す必要があります。下着を押収品のように床に並べたら引き出しに仕舞うまでステージクリアできなかったりもしました。
爽快感・達成感
爽快ではありませんが、妙な達成感を得ることができます。
このゲームはオススメ?
模様替えや整理整頓の達成感を手軽に味わいたい人にオススメです。
個人的総合感想
Xbox Game Passに追加されていたので遊んでみましたが、妙な達成感を得られるゲームでした。また、細かいものも多いため、達成感とともに結構疲れるゲームでもあります。なにが疲れの原因かというと、たまにダンボールの中に「整理整頓しやすいように入れとけよ。」と思わされる物が入っていることです。 靴が片方しか入っていなかったり、台所用品のダンボールに下着が入っていたりと「なんでそれを入れた?」という杜撰な管理が見えて、他人の物なのにツッコミを入れたくなる衝動に駆られます。ある程度部屋が整ったあとに、そういった品が出てくるとストレスですが、ある意味引っ越しのリアルが感じられるのかもしれません。
ドット絵は良く描き込まれてますが、たまに「なんじゃこれ?」というものもありました。衣類によってはハンガーにかけたり、畳めて重ねたりできるのですが、そんな説明は一切ないため、後で気付いて「え?そんなことできたの?」ということもあります。私は畳んだズボンが最初は小さなバッグに見えてたのですが、後でズボンと気付いて部屋の収納をやり直したりと、なかなか面倒でした。ステージが進行するに連れてどんどん部屋の数も増える上に、物も増えていき、結構気力が必要なゲームになります。片付けで疲れるのもなかなかリアルだとは感じますが、小物の整理はもうちょっと何とかしてほしいところもありました。もっと重ねられたり載せるようなレイアウトができるとスッキリするというか、ストレスが無いと思います。あと異様に物持ちの良い主人公が気になるというか、何年それ使ってるんだ?という変化が見られなくて逆に心配にもなります。あとヲタク趣味の持ち主っぽいので親近感が湧くようなそうではないような気持ちにもなります。 部屋の片付けというなんとなく楽しくなる題材で、またレイアウト後はフォトモードにも収めることができるので、そういったことが好きな人であればより楽しめると思います。
できれば、もうちょっと自由度を上げて有り得ないレイアウトもできると良かったです。下着の入った鍋を風呂に置くくらいの奇想天外なレイアウトもできたほうが盛上がったんじゃないかな?なんて思いますが、いかがでしょうか?ちょっと杓子定規なところは個人的に不満でしたが、ゲームとしての切り口は面白いと思えるゲームでした。