私事ではありますが、YouTubeでゲーム実況動画もあまり見ず、それこそ有名YouTuberの動画はこれっぽっちも見ておりませんでした。
見ている動画は、ゲーセンミカド、もしくは、わしゃがなTVだけという、偏った状態だったのですが、最近仕事でも動画編集をするようになってから、参考のためにYouTubeの見たことのない動画を見るようにしております。
編集作業をしてからわかる苦労点
15分の動画を作るだけでも大変
自分が動画の編集をしてからというもの、ここの動画のつなぎ合わせをもっとスムーズにしたいな・・・とか、音質を良くするとともに、効果音の入れ方を快適にしてみたいとか思うようになりました。
意外にフレーム単位での音合わせとか難しく、ここらへんの苦労がわかるようになり、YouTuberの何が一番大変って、動画編集して1日1本の動画を上げることだということがわかります。
たった15分の動画を作成するとに丸1日という苦労が本当によくわかるようになりました。凝れば凝るほど、天井が見えなくなってOKラインを選定するのが大変なんですね。これを知ると、1日に1本とか毎日更新しているYouTuberはリスペクトに値します。
著作権対策
私も動画を作る際に著作権対策で、イラストも全て書いたってのもありますが、私なんて20分くらいの動画を作るのに2週間くらいかかりました。しかも、更に納品してみたらクライアントからの要望で手直し手直しという状態に陥り結局OKもらうのに2か月くらいかかった・・・。なんて経緯もあります。
恐ろしいことですよ。そこらへんのことを考えると、著作権違反をしない完全オリジナル動画を作成しつつ更新頻度の高いYouTuberの方は凄いと感じます。
まぁ、個人で行っているYouTuberの方であれば、ここらへんはグレーなのですけど、企業向けの動画で、著作権違反するわけにはいきませんから。大々的なスポンサーのついたYouTuberの方は大変な苦労をしていると思います。
視点が変わる
自分で動画編集をしてから、この編集の仕方上手だな~、この効果音はどうやって作っているのか?それともどこのフリー音源かな?とか考えるようになり、YouTubeの素人動画も楽しく拝見できるようになりました。
また、歯切れの良いトークをする人とかの、しゃべりの言い回しなども研究するようになってきます。いかに人を引き付けて注目を浴びる動画を作ることができるのか?という視点で見ると、今まで『よくわからんな~』と思って見ていたYouTuberの方の動画も楽しく見えてきましたし、勉強になります。
動画編集も楽しく
動画編集は仕事でやっていると、自分のOKラインを見つけるのが大変難しく、更にクライアントまで加わってくると、昨日出された要望が180度変わって別の要望が出されるなんてこともあり大変な思いをすることもあるのですが、しっかりとした動画を作れた時の達成感は凄いものです。
この感覚があるからこそ、続けられるというものですが、コロナ禍のおかげで、まさか自分がイラスト書いたり、動画作ったりするようになるとは思いませんでしたが、これはこれで新しいスキルとして楽しむことができております。また、そのおかげでYouTuberの方の動画も楽しく見れるようになったのでありがたいところです。
もし、YouTuberの方の動画なんて・・・、と思って見ている人は、自分でも動画を作ってみると新たな世界が見えてきますので、やってみてはいかがでしょうか?