デスクトップPCを自作する人は多いのですが、ノートPCを自作することは可能なのか?と言われたら、一応は可能です。
しかし、作るにしても『非常に敷居が高い』と言えるでしょう。なにせノートPCはパーツが薄型のものが必要になり、更にパーツの値段が高いです。
ノートPCを自作するには
過去ノートPCの自作キットとしてPi-Top パイトップ ラズパイパソコンというものが発売されました。
キットの中には:13.3インチHD LCDスクリーンとバッテリーとトラックパッドとキーボードが入っています。これに別売りのラズパイを組み込んでノートPCの形にしていくというものです。
他にノートPCを自作するとなると、薄型パーツを各所から集めて、液晶モニターを別途購入して、ノートPCの外郭であるケースをなんらかの素材で自作する必要が出てきます。
自作ノートPCというよりもパーツを寄せ集めて形にすると言った方が良いかもしれません。デスクトップPCの自作よりも数段上の手間暇がかかります。
また、デスクトップPCほどの自由度もありませんし、薄型のものを自作するとなると、既に薄いパーツを使っているノートPCからパーツを回すという本末転倒な状況が考えられます。パーツを一から削りだすような作業も必要になるかもしれません。
ノートPCの自作はオススメはできない
どうしてもやってみたいのであれば止めませんが、やっても労働力に見合うか?と言われると難しいと思います。大きな達成感と自己満足は得られるとは思いますが・・・。
上記、自作するにはキットが限定されるか、現状パーツを寄せ集めて作り上げるしか私には考えられません。デスクトップPCのパーツをノート上に配置しても、きっと厚みのある旧型のノートPCが出来上がると思います。
しかし、情熱とヤル気があれば、以前ニュースとなった『Windows10搭載の電子辞書を自作』するという様なことができるかもしれません。
ここまでできたら、感無量だとは思いますが、この電子辞書も制作に7ヶ月を要したということなので、おいそれとできることではありません。
まず自作するならデスクトップPCから
自作PCがしたいなら、デスクトップPCがオススメです。自作は以前よりPCパーツのそれぞれの働きを知るために良い勉強となるので、個人的にオススメしております。
私も自作を行なってPCパーツに対する苦手意識を無くしました。パーツの根拠を知ることができれば、パーツに対する意識も変わってきますので、お勧めです。
いきなり自作が怖いなら、一度BTOパソコンでデスクトップPCを購入して、そこからパーツ交換を行なっていくというのもPCに慣れるための良い手順だと個人的には思います。
PCのパーツを理解すれば、修理しなければいけないパーツの追及にもなります。自分で修理をすることができるパーツは修理し、メーカーでの交換対応しか手段がなければそのパーツだけ交換依頼を出せます。
ノートPCの自作は可能か?というと不可能ではないのですが、敷居はとても高いです。しかし、個人的に電子回路の知識が無いので勉強をしてから行なってみたいところです。