美麗なグラフィックとシステムの革新にて、前作アサシンクリード・シンジケートから売り上げを2倍以上にしているアサシンクリード・オリジンズ。
私も非常に楽しませていただいておりますが、このゲームの最高画質設定と最低画質設定でのベンチマークスコアをグラフ化して比較してみます。数値の計測にはいつものようにMSIアフターバーナーを使っております。
ちなみに私のPCスペックはCPU Core i7-4790、メモリ16GB、GPUはGTX1060(6GB)となっております。最高画質の計測結果は先日オススメPC用に計測した数値をそのまま使用しております。
画質別にベンチマークを比較してみた
GPUの負荷の違いは?
最高画質ですと、ほぼほぼ100%だった数値が60%~80%まで改善されております。かなり負荷は少なくなるようです。
最高画質を楽しみたいのであればグラフィックボードをグレードアップする必要があると感じました。
GPU Memoryの使用量の違いは?
最高画質ですと4GB近い負荷でしたが、最低画質ですと2GB近くまで抑えられるようです。しかしエントリーモデルでは少々キツい数値であることには変りなさそうです。
フレームレートの違いは?
最高画質ですと60fpsを保つことは難しく40fps近辺だったのですが、最低画質ですと、ほとんどの状況で60fps近辺の数値を計測しておりました。水や人が多いバトル中は最低画質もでなかなか常時60fps以上は辛いようです。
CPU負荷率の違いは?
アサシンクリード・オリジンズのプレイにおいては、CPUに与える影響は少ないのか、最高画質、最低画質ともに80%程度の数値となっておりました。
メモリ使用量の違いは?
最高画質ですと8GB以上の数値を計測しておりましたが、最低画質ですと6GBを少し超える程度で抑えられるようです。
ベンチマークスコアを比較してみて
最低画質でも結構なスペックを食っているようです。確かにゲーム性を考えると、あの素晴らしいグラフィックを常時シームレスで表示しているのですから、負荷が低いわけがありません。
最低画質でも十分見栄えはしますが、やはりこのゲームを楽しむなら最高画質であると思えます。GTX1060(6GB)ではやや不足すると感じる面も多くあります。
海外のビッグタイトルを堪能したいのであれば、ハイスペックゲーミングPCが欲しいところだと改めて痛感します。
とくに今回は景観を撮影するフォトモードなどを搭載しており、画質の差は楽しみの差も産み出してしまいます。
ソロプレイなので、他人にまで影響を及ぼすことはありませんが、どうせなら高いフレームレートを維持して楽しめたほうが良いと思えました。
ミドルスペックのゲーミングPCでも楽しめないことはありませんが、もっと高性能なPCが欲しいという気持ちが湧いてきてしまいました。