真・女神転生のスピンオフ作品である真・女神転生 SYNCHRONICITY PROLOGUEをプレイしてみました。
真・女神転生 SYNCHRONICITY PROLOGUEってどんなゲーム?
PC専用のメトロイドヴァニア風アクションゲームです。ジャックフロストとジャックランタンを操り、真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEYの世界であるシュヴァルツバースの世界を旅します。
このゲームを作成したのは『ファラオリバース』や『この素晴らしい世界に祝福を 復活のベルディア』を製作したクロボン氏をリーダーとしたゲーム制作チーム「ladybug」が製作をしております。
過去、このブログの記事でも紹介した2作品はどちらも大変デキの良いゲームなので、ある意味安心して遊べることを約束されたゲームと言っても過言ではないと個人的に思っております。
真・女神転生 SYNCHRONICITY PROLOGUEをプレイするには?
推奨動作スペック
- CPU:Intel Core2 Duo以上
- メモリ:500MB以上
- GPU:Direct3D 9 supported以上
- ストレージ空き容量:800MB以上
最近発売されているPCのスペックがあれば、プレイが可能になりそうなスペックです。エントリーモデル以上のゲーミングPCでサクサクに動きます。
真・女神転生 SYNCHRONICITY PROLOGUEの良いところ、悪いところ
真・女神転生 SYNCHRONICITY PROLOGUEの良いところ
- メガテンをしっかりと落とし込んだグラフィック
- 快適なアクション
- ジャックフロストとジャックランタンというキャラクターの特性をしっかりと使ったダンジョンギミック
真・女神転生 SYNCHRONICITY PROLOGUEの悪いところ
- アクションゲームに慣れている人には、やや難易度は低め
- 操作系が古い
総合感想
アクションゲームとしてのデキは、過去ファラオリバースと復活のベルディアのデキを見ているので、間違いは無いであろうと思ってプレイしてみましたが、相変わらずのテイストで非常に楽しめております。
旧メガテンファンも納得のデキだと思います。ジャックフロストとジャックランタンのデビルバスターバスターズの2人(?)で、メトロイドヴァニア風のゲームをクリアしていく仕様となっておりました。
ジャックフロストは氷に強く炎属性が弱点、対してジャックランタンは炎属性に強く、氷属性が弱点となっております。その2人をボタンで切り替えていき、敵の攻撃等に耐え戦います。
属性を考慮すれば、炎に強いジャックランタンは炎攻撃をされてもブロックと表示されノーダメージです。ジャックフロストは氷攻撃をブロックしノーダメージにできます。この属性変化はトレジャーの名作シルエットミラージュを彷彿させます。(あちらはもうちょっと難しいですが)
ダンジョンギミックも氷や炎にて解くことができるギミックがあり、それなりに頭を使う点も非常に好感が持てるゲーム性だと思います。
ある程度、進行させましたが非常に良くできており、ボス戦等は適度に緊張感があります。しっかりと敵の動きを見て、ジャックフロストとジャックランタンを切り替えることで、ボスを倒す必要がありました。久々に女神転生の世界を堪能することができて、とても嬉しい時間です。
最近ペルソナばかりに焦点がいってしまい、女神転生にスポットが当たっていなかったので、今回このゲームがPCで無料ダウンロードプレイできて非常に嬉しかったです。
できれば、女神転生本編もPCでも発売されてくれると嬉しいです。サイバーな雰囲気はPCに合っていると思います。最近ちょっと硬派でサイバーでダークな雰囲気がペルソナ傾向に侵食されてしまい寂しい限りです。
アクションゲームが得意な人は、難易度HARD以上でプレイすれば、久々に硬派プレイが楽しめる真・女神転生シリーズになっているゲームだと思いました。