オーディオミキサー「ART エー・アール・ティー 4チャンネルUSBミキサー USB MIX 4」を使ってみたので、感想を書いていきます。
機能
入力としてはXLR入力が２つ、さらに３.5mmジャック、usb入力を選択できます。モードで全ての入力をミックスするか、マイク入力のみにする事も可能です。PCへの出力もありますが、このオーディオミキサーに繋いで、音を直接聴く端子も備えています。ループバック機能を備えているので、PCから出た音をオーディオミキサーに入力して、更にPCに送信してミックスすることが可能です。そしてヘッドセットのマイクも使用できます。ただしCH1のマイク枠を使ってしまいます。
PCとの接続方法
USBケーブルにて接続、PC側はTYPE-Aで、機器側はTYPE-Bとなっています。特にインターフェイスや、専用アプリも必要なく、オーディオusb機器として認識されました。ちなみに上述したループバックの音量調節機能も備えております。USB2.0対応なので、古いPCでも使えます。
使ってみた感想
入力したマイク機器一つ一つの音量やゲイン調節できるため、マイク２本での運用に効果を発揮します。この切り替えがある事で大きな会場でマイクを切り替える際のハウリング等も防止できます。また、ゲイン調節のおかげでマイクの機能にあった個別調節ができるというのも良いです。ただ、使い慣れないとパッと見て、どこにどの機能あるかわからないので、使い慣れる必要があります。直感だけで操作できる品物ではないと思いました。とくにマイク以外の入力は、出力なのかどうかも分かりにくく、更に取り扱い説明書を見てもわかりにくかったので、初心者にはハードルが高いと感じました。
まとめ
値段の高い機器だけあって、機能性は高いですが、その分プロ仕様でたるため初心者にはハードルが高いと感じました。いきなり会議で使うなんてことを考えず、しっかりとリハーサルをして、機器の機能を隅々まで覚える必要があると感じました。操作を覚えれば細かな調節ができるので、使いどころの幅が広がると思います。使い方を覚えれば、マイク2つを切り替えライブ感のある音と、一人に絞った音声に焦点を当てることができ、音質も上がったので高いだけあって、性能は良いものでした。一点だけ注意したい点として、電源用のMicroUSBケーブルが付属されておりませんでした。私はストックしているケーブルがあったので問題ありませんでしたが、購入前にMicroUSBを忘れず準備する必要があります。
