以前購入した、トラックボールのM575のホイールとボタン部分に違和感を覚えできたので、メンテナンスを実施してみました。
ボール部のメンテナンス
これは、ボールを下部から押し上げます。ボールの下に穴が空いているか、若しくはボールの下に押し上げるボタンが付いていると思われます。M575は穴が空いているタイプなので、下から綿棒等で押してやればボールはポロっと取れます。
ボールが出たら、ボールの接触部分に付着しているゴミを、これまた綿棒で拭ってやると良いです。アルコール等は付けずに、拭き取ってやると良いです。
ホイール&ボタン部分
トラックボールの多くは、ネジで上蓋がとめられています。ネジは滑り止めのゴムで見えないように隠されています。M575は開けてみると、5本のネジでとまっていました。トラックボールの中には、電池を入れる部分の裏側にシールでネジを隠しているものもあります。M575は素直に5本のネジでとめられていました。ネジを外して、上下を丁寧に開きます。ボールあたりに深く爪が入っているので、壊してしまわないように注意します。
上げると、今度は下部と上部に渡るコネクタがあるので、コネクタを丁寧に外します。M575のコネクタはスライド式なので、上に引っ張ると良いです。
上部にはホイールとクリックボタンの裏に3本のネジで固定されているので、またネジを外します。ネジを外して中身をみると、ホイール横にゴミが溜まっていました。コレが原因で動きが悪くなっていたようです。ホイールの周りも綿棒で綺麗に清掃します。ついでにマウスのクリックボタン部分は、接点復活剤を塗布してやると良いです。もし外装も汚れていたら、この際に外装のクリーニングもしてしまうと良いです。
復旧
綺麗になったら、ネジどめしてコネクタを挿して一度電源を入れて、動作が復活しているか確認します。確認しないまま、全ての復旧してしまうと、直っていない場合再度またネジ開けから何からやり直しになって面倒なのです。無事復活していれば、最後のネジまで固定して、滑り止めを貼り直しましょう。
まとめ
トラックボールは光学マウスと違い、定期的にボール部分のメンテナンスが必要です。ホイール部やクリックボタン部分は、マウス同様調子が悪いと感じたら清掃してみると復活する場合があります。トラックボールやマウスも安いものでは無いので定期的にメンテナンスをすると長く使うことができます。
