NVIDIA RTX4000番台シリーズのSuperバージョンが発売されるかもしれないと海外サイトの方では噂になっているようです。
あくまで噂ではありますが、2000番台や1600番台にもSuperと名の付くグラボが発売されました。
新たに4000番台のSuperが発売されるとして、いったいSuperとTiでは、どの様に性能が違うのかを書いていきたいと思います。
NVIDIA rumored to be preparing GeForce RTX 4080/4070 SUPER graphics cards
Superとは
グラボの性能を少しだけアップした性能となっているのがSuperと呼ばれるグラボです。2000番台の際にはお値段据え置きで、少しだけパワーアップした性能を持たせられたグラボが発売されました。
Tiとは
Tiは「Titanium」の略です。チタンやチタニウムまたは、Ti(ティーアイ)と呼ばれたりもしております。私はチタンと略して読んでおりました。これは個人の読みたいように読めば良いかと思います。ただし、Titanと呼ばれるモデルがあるので、そこはチタンで良いのかと思います。
性能差
ちなみに、RTX2080を例にとると、GPUの数は大きな差はなく、Tensorコア数やCUDAコア数の違い、そしてVRAMにおいては、Tiで大きな差が出ております。SuperはTiの後発になっているので、メモリクロック数で性能差を出しております。
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RTX 2080 | RTX 2080 SUPER | RTX 2080 Ti |
GPU | TU104 | TU104 | TU102 |
Tensorコア数 | 368基 | 384基 | 544基 |
CUDAコア数 | 2944 | 3072 | 4352 |
VRAM | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 11GB GDDR6 |
メモリクロック | 14Gbps | 15.5Gbps | 14Gbps |
メモリバス帯域幅 | 448 GB/s | 496 GB/s | 616 GB/s |
TDP | 215W | 250W |
TiとSuperでは性能差は、あからさまにTiの方が高い位置づけになっています。Superは後発ということもあり、無印版よりもちょっと性能が高いものになっています。
今後も、この形態は継続されるようなので、Tiほどの性能は要らないけど、ちょっと高めの性能が欲しいという人はSuperを買うと良いでしょう。また、Superが出ることで中古や新古品として値落ちした無印を安く買うという手も考えられます。
まとめ
SuperとTiの性能差がわかっていれば、購入の際の指標にもしやすいかと思います。ここに更に2000番台、3000番台、4000番台といった世代差も出てきます。最近はグラボの性能の躍進もありますが、値段が結構高いので、ある程度の性能で良いひとは無印品の新古など狙ってみても良いかもしれません。