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Steam Deck等のUMPCを購入する心構え

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最近はSteam Deckが店頭で購入できるようになるというニュースもありました。老舗であるGPD WinやAYANEOといった携帯PCゲーム機が増えている中で、UMPC(ウルトラモバイルPC)を買うにあたって客観的にアドバイスをしていきたいと思います。購入しても後悔しないUMPC購入の際の考え方をココでは書いていきます。

重さは重要

UMPCを選ぶうえで重要な要素は『重さ』です。携帯ゲームPCなので結局は外出先や寝転がりながら手で持つことが増えてくると思います。この際に重量のあるUMPCはだんだんと手に持つのが辛くなってきます。仰向けで遊んでいて顔面に落下した日には、かなりのダメージになります。下手をすれば眼鏡が割れるかもしれません。顔面に傷がつくかもしれません。そのことを踏まえて重さを調べておきましょう。

ちなみに、近日発売、既に発売されているUMPCの重さは下記の通りです。比較のためにNintendo switchなんかも入れておきます。

  • Steam Deck:669g
  • AYANEO AIR Pro:440g
  • GPD WIN 4:598g
  • ONEXMRP-B5R:612g
  • Nintendo switch:398g
  • Nintendo switch lite:275g

UMPCの多くは600g近くあります。500ml入りのペットボトルよりも重いと考えると、あおむけで長時間持っているのは結構な負担になると考えられます。なるべく軽いものが良いでしょう。

起動時間は長いと考えておく

携帯して遊ぶとなると気になるのが起動時間です。またスリープ状態でもかなりの熱と電力を使うことが想定されます。私は昔GPD Winの初期型を使用しておりましたが、起動が遅くて結局持ち歩く時間が減ってしまいました。また、発熱量も相当なものでカバンにスリープ状態で入れていてもカンカンに熱くなっておりました。

最近のUMPCも最初の起動に関しては電源投入から起動を考えると時間がかかります。スリープを使えばかなり早くなりますが、熱くなるのが問題点です。いつも電源を切る使い方をする人は難ありです。

PCとして使うと考えない

UMPCはPCとしても使えますが、PCとして使うにはかなり難があります。PCとして使用したいならばノートPCを購入した方が良いです。

すべてのゲームを動くことを期待しない

私もGPD Winで色々無理をしてみましたが、やはり重いゲームはUMPCで遊ぶことは辛いです。高性能のPCが欲しいならばデスクトップPCが最強です。あくまでサブ機として購入するスタンスがUMPCには求められると思います。最近は小型化が進んでいるUMPCですが、小型化は廃熱機能に優れず、すぐにフリーズ等をしてしまいます。この点は2023年ではまだまだその点は覚悟しておかなければなりません。

折り畳み式やスライド式は微妙

なぜ微妙かというと、重さの軸がズレるからです。両手で抑えていて折り畳み式やスライド式は、重さが上にズレるので持ち方によっては重量のベクトルが増えてしまいます。最近はその点が理解されたのか、折り畳み式やスライド式は減っている傾向にあると思います。

浪漫補正で買おう

2023年時点であれば、UMPCは小型化の浪漫補正で購入することをオススメします。流石に4K設定の3DCGを多用するゲームを遊ぶとか考えなければ、UMPCは最高の携帯ゲーミングPCになると思います。とくに軽量化に努めたAYANEO Air等には感服します。個人的にはSteam Deckが気になりますが、デカさと重さの問題が懸念されます。軽量の点でAYANEOが気になりますので、今後の傾向としては小型軽量化でPC機能はそこそこにPCゲームが遊べる機体が増えてくれると良いと思います。そして、価格帯が上がるいっぽうなので、あまり値段が高いとゲーミングPC買ってしまった方が良いと思いますので、10万円以内に抑える方向でいってくれると良いと思います。

>> AYANEO AIR PRO