昔からハードの垣根によるゲームの遊べる、遊べないと言ったハード問題はありましたが、最近はマルチプラットフォームが当たり前となってきていて、様々なプラットフォームで同じゲームを遊べる環境になってきました。
そんな中でも、いまだに独占販売というゲームも多く、ときにはプラットフォームだったりアプリ上だったりという制限が設けられています。これはゲームにとってメリットなのか?デメリットなのか?勝手に妄想していき書きたいと思います。あくまで個人の見解で、独占販売を判断するのは企業側なので、とくに『私からこうしろ』という提案でもなく、勝手な考察です。
独占販売のメリット
ハードが売れる
多分メリットはプラットフォームを作る側、販売側のメリットで、お客を呼べるものに直結するかと思われます。ゲームハードで独占となれば、その本体を買わなければなりません。これは昔からあるところで、○○というゲームを遊びたければ●●というハードが必要という事です。私も過去に何度か1つのゲームを遊ぶためだけにハードを購入したりもしました。
開発がスムーズ
本当にスムーズかどうかは、開発者だけが知っていると思いますが、マルチプラットフォームに対応させるとなると開発も大変かと思われます。画質の差や音源の差とか、動作の不具合やフレームレートの問題も調整が大変なので、オンリーワンハードの方が開発はしやすいのかもしれません。また、色々なプラットフォームで販売する際にライセンス料もかかってきます。
独占販売のデメリット
ユーザーの限定
私のようになんでもゲームハードを揃えるような人間でなければ、ゲームハードを限定して購入すると思われます。そうなると、ハードを購入してまでゲームを遊ぶ人はいないため、それだけユーザーが限定されてしまいます。ゲームハードのユーザー層に合ってないと思った程売り上げが振るわなかったりします。売れなければ企業としてはデメリットでしかありやせんし、遊びたいけど遊べないユーザーも出てきてしまいます。
話題にならない
上述した話題の限定にも関与しますが、遊ぶユーザーが少ないと話題性も少なくなります。時限販売や独占販売をした事で、話題性を欠いてしまい、結局流行らなかったりして『あれ?このゲーム発売してたの?』なんて事になりかねません。また、遅れて発売される事で、今更感も出てしまいます。また、後発したハードにはDLCが含まれていたりと、独占タイトル時に購入したユーザーがなんとなく不利益を得た感じになることもあります。
まとめ
過去ゲームハードの牽引に役立っていた独占販売も、スマホやPCの普及によりマルチプラットフォーム化してきております。個人的にはPCで色々なゲームを楽しめるのは嬉しいところでもありますが、ゲームハードというものが無くなる兆候にも見えて残念でもあります。しかし、ゲーム自体が売れないのが1番よろしくないと思うので、開発側が面倒でないならば様々な環境で遊べるマルチプラットフォーム化はしていって欲しいと思います。なんならクロスプレイやクロスセーブ(クラウドセーブ)なんかも普及してくれると、個人的にはありがたいです。なんだか、独占販売ゲームのために買収やらなんやらというニュースが多い気がしたので取沙汰してみました。ゲーム業界人では無いのでわかりませんが、今後も楽しいゲームが開発されて欲しいので、ゲーム開発会社のメリットのある方法でゲームが販売されてくれたら良いです。