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FINAL FANTASY X-2 HD Remaster プレイ感想

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FINAL FANTASY X-2 HD Remaster を遊んでみました。名作である10ではなく、あえてX-2のレビューのみに絞ります。

FINAL FANTASY X-2 HD Remaster をプレイするために必要なパソコンのスペックは

最低動作スペック

  • OS:Windows7、8.1、10(64bit)
  • CPU:2GHz Dual Core CPU以上
  • メモリ:1GB以上
  • GPU:NVIDIA Geforce 9600GTまたは、ATI Radeon HD 2600XT 以上
  • ストレージ空き容量:37GB以上

推奨動作スペック

  • OS:Windows7、8.1、10(64bit)
  • CPU: 2.4GHz quad-core CPU以上
  • メモリ:2GB以上
  • GPU:NVIDIA Geforce GTX 450または、AMD Radeon HD 5750 以上
  • ストレージ空き容量:40GB以上

モデルのゲーミングPCがあれば余裕でプレイが可能です。

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FINAL FANTASY X-2 HD Remaster の評価

FINAL FANTASY X-2 HD Remaster の良いところ

  • ドレスフィアシステムによる戦闘中のジョブチェンジでの戦略

FINAL FANTASY X-2 HD Remaster の気になったところ

  • Ⅹの流れで楽しむとベクトルの違いに苦しむ
  • ユ・リ・パ?
  • 序盤が苦痛
  • メニュー画面の背景の色が見づらい

それぞれの感想

グラフィック

リマスターされて美しくなっておりますが、もとより美しかったので懐かしさもあります。

操作性

プレステ準拠でありながら、所々Xbox的な操作が入り混じります。慣れないと脳がバグります。決定もXbox準拠のボタンに変更させて欲しかったです。

ゲーム性

アクティブタイムバトルとドレスフィアという戦闘中のジョブチェンジシステムを理解して楽しむ以前にギャルゲーになり、更には前作の世界観を一気に踏み躙る展開、ユ・リ・パ?に寛容になれるかが鍵です。

爽快感・達成感

戦闘がアクティブタイムバトルになり、ランダム配置の戦闘だけど実は位置関係を考慮したり、チェインアタックがあったりと奥が深そうな戦闘システムで、爽快感と達成感が味わえるつくりだったりします。

このゲームはオススメ?

ユ・リ・パのノリを乗り越える精神力があれば楽しめます。

個人的総合感想

リマスターで2本組なわけですが、トータルで評価するより分けて評価した方が、事故に苦しむ人がいないかと思い、今この世でX-2(以下2)のレビューをしていきます。私も過去ウキウキで2を購入して、ユ・リ・パ???というノリとお風呂シーンで血の気が引いてコントローラーを置いた人間です。しかし、今なら寛容になることもできるのでは無いか?と思い、最近のX再評価のウェーブに乗ったか乗らぬか2をやってみようと思った次第です。確かに序盤は寒気の出るノリですが、ある程度進行すると戦闘が考えられて作られている事、駆け引きのあるバトルバランスである事が見えてきます。

Xをクリア後に期待したものを期待して臨むとXに有った雰囲気は全く無く、ユウナのポエムと魔女っ子のノリ等、ガッカリ以上のドン引きを味わうことになるゲームです。絶望感というか怒りすら覚える人もいるでしょう。ナンバリングの罪、冠を継承することの重大さをひしひしと感じるゲームでもあります。Xとは別物と考えて、ギャルゲー枠で発売してたら評価も少し変わるゲームかと思います。しかし赦されるものでは無いので、見直してみたらやっぱり凄いんだな!なんて話にはしません。今見てもヤバイものはヤバイです。『味わってみたら食べられるところもあるよ』というお話です。

そんなこんなで、前置きは長くなりましたが、最初から苦い、臭いと分かれば食べられる、口の準備ができてなかった昔の俺とは一味違うぜ!ということで、久々に2を楽しんでみました。やはりノリがおかしいというか、酔っ払って作られたのかな?というストーリーではあります。Xのことなんか無かったことにしたいんじゃ無いか?くらいのノリを感じます。なんていうか製作者達が自ら作ったXを壊す同人誌的なノリに思えます。分断して考えるのは難しいですが、疲れたオジサン達が出涸らしを振り絞る苦悩は自らも日常から味わっているので、そのノリを受け入れつつ、味わってみると、なんとかバトルシステムは戦略性があることを感じる事ができました。コンフィグでドレスフィアの演出をオフにするなど、萌え要素を削れば、深みのある戦闘が味わえます。ジョブの付け替え前提のバトルによる能力バトルと考えると熱いです。問題はそこに辿り着くまでに、この2のノリを許容できるか?にかかっているゲームかな?と思います。Xをやらずに楽しむわけにはいかないストーリーなのにXの世界観を全壊させるベクトルなのは、やはりいただけないかと思うっス!ということで、楽しめるけど上級者すぎる楽しみ方が必要なゲームです。美味しい洋食屋に期待して再訪したら、中身がメイド喫茶になっていたくらいの気分ですが、味わえば萌萌キュンの中にも、わずかながら洋食屋の味がするといった感じでしょうか?わかりづらいかもしれませんが、個人的にはそんな気分で楽しんでいます。果たしてクリアまで遊べるか、自分の限界を試してみたいと思うッス!