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AMDのCPUもLGA形式になった!LGAとPGAの違いとは

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CPUソケットには、大きく分けてLGAとPGAという二種類あります。更にその中に、CPUの世代によるソケットの種類が変わってくるわけです。とくにIntel製は世代によって互換性がなく、新しいCPUを購入したらマザーボードごと交換しなければならないことも多いです。

LGA形式

Land Grid Arrayの頭文字を取ってLGAと呼ばれている形式です。CPU側ではなく、マザーボード側にピンがあり、そのピンをCPU側に差し込む形式です。ピン折れがマザーボードに発生するため、ピンが曲がったり、折れたりした場合はマザーボードの交換が必要となります。マザーボードの清掃の際にも、ピンを引っ掛けないように注意か必要です。CPU側のピン穴にグリスや埃が入らないようにも注意したいです。清掃で復活しない場合はCPU5の交換が必要となってきます。主にIntelのCPUがこの形式でしたが、AMDもソケットAM5から、この形式を採用しました。

PGA形式

Pin Grid Arrayの頭文字を取ってPGAと呼ばれている形式です。CPU側にピンがあるので、ピン折れやピン曲がりした際にはCPUの交換が必要となります。カッター等でピン曲がりを直す職人さんもいるようですが、素人にはやや難しい作業です。マザーボード側にはピンを差し込む穴があります。こちらも同様にグリスや埃の侵入に気をつけてた方が良いです。AMDのAM4ソケットまではこの形式が採用されてました。高いCPUなんかですとCPU側のピン折れやピン曲がりが発生した際にCPUな交換が発生すると痛い出費となります。

LGAが主流に

ピン折れやピン曲がりの際にマザーボード側の交換になるか、CPU側の交換になるか分かれてきますが、最近はCPUも高性能なものは大変値段が高いので、AMDも LGAを採用し出しました。あとは互換性が気になるところです。AMDは世代が変わってもマザーボードのBIOS更新で新しいCPU数世代にわたって使えるメリットがありました。ここら辺がLGAに変わったことで、無くなってしまったら残念です。

とりあえずAMDのAM4ソケットとAM5ソケットは形式からして、全く変わってしまった事を理解しておくと良いと思われます。そしてIntel製のCPUはLGA形式ではありますが、世代によっては、全く互換性が無いので購入の際には注意が必要です。