CPUグリスの塗り直しの時期は、どれくらいの期間で塗り直した方が良いのか?という疑問を抱く人もいると思います。私の失敗も踏まえて、グリスの塗布時期について書いていきます。
2年置きで良いという情報
私はマザーボードを交換して、その際にCPUグリスを塗り直したりしましたが、私の場合2年は持たなかった印象です。これは使用頻度と使用状況にもよるかと思います。2年は大丈夫という情報は鵜呑みにしないほうが良いかと思います。
高負荷な使用は一年以内に
私は負荷の高いゲームもしますが、動画の編集をして、エンコードして、そしてblenderで3DCGを作成ひていました。かなり高い負荷だったので、熱でグリスが乾き易いのか、グリスが一年ちょいでカチカチに固着してました。負荷の高い作業をする人は、CPUの温度を逐一チェックしておいたほうが良いでしょう。ファンが唸る状況が続いているのならば、一度グリスを塗布しても良いと思われます。
粘性の高いグリスの場合
粘性の高いグリスも、頻繁に塗布しておいたほうが、固着の原因になりづらいです。粘性の高いグリスが固まり出すと、AMDのAM4以前のソケットはCPUがスッポンしてしまう可能性が出てきます。ピンが折れたり、曲がったりといった悲惨な事故につながりかねません。
交換しないなら
「俺はCPUが死ぬ迄グリスを塗布しなイイイイイ」という強者さんならば、それはそれで結構です。グリスを再塗布しなくとも臨終まで使って、PC丸ごと交換でも使えないことはありません。あまり負荷の高い作業やゲームをしないなら5年使ってもヘーキヘーキという友人もいます。この方法はあまりお勧めはしません。
CPU交換を考えるならば
各パーツを買い替えて、延命していくならば、1年置きから2年置きにグリスを塗布したほうが良いかと思います。私のようにハードに使うと一年でグリスがカチカチに固着することもありますので注意してください。大して使ってないならばグリス塗布もマザーボードを開口して精密機器を扱うのでデメリットが無いとも言えません。慣れてきた時が落とし穴にハマりやすいので、どんな時でも緊急時を考えつつグリス塗布をしていきましょう。