ジンバル付きWebCameraである「Insta360link」を使用してみましたので、感想を綴ります。
画質
画質はとても良く、少しボケも出るくらいなので対象を美しく見せます。人物撮影や近距離の物撮りに使えそうです。
ズーム
あまりズーム機能は高くありませんが、それでも会議部屋の中くらいでしたら十分です。
操作性
専用アプリで、ジンバルの操作が行なえます。カメラ画像の上でマウスで直感的に行うこともできますし、アプリに付いているコントローラーをクリックすることでも動作できます。アプリの方は細かい動きができるので、微調整はアプリ上で行うと良いです。
カメラの移動
コントローラーでもマウスでもそこまで、高速に移動はできないので鳥や虫やドローン等の高速移動するものの撮影には不向きです。移動するポジションが決まっているなら、カメラのポジションを覚えておく機能があるので、ポジション移動は高速に行えますが、やりすぎると視聴者が酔う可能性があります。(私は実験でやりすぎて酔いました。)また、ホワイトボードの四隅につけるマーカーがあり、ホワイトボードを選択するゼスチャーを行うと、カメラがホワイトボードに焦点を合わせます。
連携機能
連携機能でズームやOBSでも使用できますが、マウスでのカメラ操作はできず、アプリ上のコントローラーで操作するようになります。画質は1280P×720Pになってしまうようです。
自動追跡機能
ファームウェアアップデートすると使える機能で、顔、上半身、全身の状態に自動追尾してくれます。自動追尾のオンには、手を数秒かざす必要があります。自動追尾オフでもかざす必要があります。会議室を右往左往するようなプレゼンの際には便利な機能です。画面から追跡している人が見切れたり遮蔽物があると追尾が切れるので、そこのところはしっかりと会場準備が必要です。
使用感想
自動追跡は便利ではありますが、移動の多い絵を撮りたいならば、カメラを別途操作する必要があります。カメラ操作を任せる人がいるならば、重度も高く色んな物にスポットを当てる映像が撮れると思います。上下左右ジンバルが動かせるので、絵的に面白いものが撮れます。ポジションを覚えておける機能もあるので、ある程度定点に被写体を場見って置けば、カメラ切り替えがスムーズに行なえます。(酔いに注意)
屋外に持っていくなどには不向きですが、室内撮影で動作する人や物を撮るなんて言う撮影には向いています。プレゼンや会議のアクセントとして役立つ機器だと感じました。