最近動画を撮影していて、だいたいのトラブルは解決できるようになっていたのですが、久々に四苦八苦したのがフリッカーによるトラブルです。
フリッカーとは蛍光灯やブラウン管の映像を映すと画面がチラチラする現象です。しかし、動画撮影時はLED照明なうえに近くにモニターも無かったんですが、ありえないくらいのフリッカーが出てました。撮り直しの難しい環境だったので、なんとか動画編集機能でフリッカーを除去できないものかと試行錯誤する形になりました。
解決方法その1 フレームずらし
フリッカーは画面が明暗が周期的に行われるため、除去の手段として用いる方法として、元の動画をコピペして1フレームずつズラして透明度を下げ手重ねるというやり方です。
しかし、この方法ですと、単純に動画の容量が上がってしまいます。また、大してフリッカーの改善もされない状態でした。
解決方法その2 ソフトの機能を使う
次にフリッカー除去機能のある動画編集ソフトに任せるという方法ですが、これもまた四苦八苦しました。
ダヴィンチリゾルブ
フリッカー除去機能ですが、なんと有料コンテンツとなっていて、ダヴィンチリゾルブのソフトの無料範囲を超えてしまいます。購入するとなると4〜5万円(ドル相場による)かかってしまいます。フリッカーの除去だけというにはちょっと高くついてしまいます。
Adobe Premium pro
こちらはPremium proを有料契約しなければなりません。また、フリッカー除去の方法もいくつがあり、微妙にやり辛そうでもあります。わざわざ加入までしてこの操作を行うのは嫌かなと思い導入しませんでした。
AVI ULT
みんなの味方AVI ULT君で、プラグインの導入でフリッカー軽減が可能なことがわかり、早速プラグインの導入から行ってみました。流石に時間はかかりましたが、無料なので頑張ります。頑張ったらできました。1ボタンでポンとは行きませんでしたが、早々発生しないであろうフリッカー問題のためにお金を使いたくなかったので今回はAVI ULT君様々な状況でした。
まとめ
お金を払って楽をするか、ちょっと知識と手間が必要ですが無料で対応するかというのは、どのジャンルでもあり得ると思います。今回はAVI ULTのお陰で助かりました。そもそもメインで使用しているパワーディレクターでフリッカーレス機能が見当たらないということが、ことの始まりなので、そろそろ別の動画編集ソフトに切り替えようかと思います。ダヴィンチリゾルブも良いのですが、月に数回するくらいの動画編集ではちょっと4万円は払えないかなというのが実のところです。もうちょっと動画を扱う頻度が高くなるならば有料ソフトを購入しようかなとも思えるのですが。とりあえず今回は本当にAVI ULTのお陰で助かりました。