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YouTubeで良く見られる5万円以内ゲーミングPCはまともに動く?どういったカラクリがあるのか?

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YouTube動画で見られる5万円以内でパソコンを自作した!というタイトルの動画を見かけることがあります。

普段は、あまり気にしないのですが、どうやら甥っ子がPCを欲しいらしく、こういったタイトルの動画を見て、PCをねだってきているらしいので、家族にはからくりを教えました。

もしも、そういった動画を見てゲーミングPCを欲しくなってしまっている人がおりましたらカラクリを紹介いたします。

数万円のゲーミングPCはまともに動く?

まず、5万円以内のゲーミングPC!!とうたわれている動画のゲーミングPCはコロナ禍前に作られたものが多く、グラボなどが高騰していない時期のものというものが多いです。

だいたいCore-i5 4000番台の物が多いように思います。これは私がちょっと検索してみた状況なので、1か月にわたってまで計測したものではなくトータル的なものはわかりません。

だいたい見ると、そういったPCが多いように思えます。まともに動くか?というと、確かに子供たちに人気のフォートナイトやマインクラフトを低画質モードで遊ぶ程度だったらまともに動くと思います。

しかし、APEXあたりだと、ちょっと辛くなると思います。あくまでスペックのわからない親御さん達と、子供たち向けの動画だと感じるものが多かったです。

5万円以内のカラクリ

OSについて

まずWindowsのOS自体が新品で購入すると2万円以上するものなので、これを中古品のPCを購入して済ますものが多いです。OS付きの中古PCを1万円くらいで購入してしまうという動画が多い気がします。このOS付きの中古PCを購入することで、電源、マザーボード、CPUも入手してしまっている物が多いです。

グラボについて

これも中古で、ジャンク品を購入しているものが多く見受けられます。ハードオフなどが使われており、自己責任による部分が大きいです。今ですとメルカリ等も使われております。GTX1050Tiあたりの性能でギリギリゲーミングPCとしているものが多いです。

メモリについて

中古品の本体を見つけているということで、マザーボードも古いものを使っているので、メモリもDDR3くらい(ものによってはDDR2)のものを使っており、この世代ならば安く購入できるので、メモリアップしているものが多いです。16GBくらいまで上げれば確かにそれなりに使えます。

結局PCの知識が必要

5万円以内でゲーミングPCという文言だけでも、結局ある程度の知識が無いと、それなりの性能を持つゲーミングPCを作ることはできないと思います。とくに【ジャンク品】は【使えないことが前提】の博打品なので、これらに素人が手を出すと痛い目を見ることが多いと思います。

私でしたら5万円で博打をするよりは、中古品を取り扱うBTOショップでも利用した方が良いと思います。知っている人に頼んで予算オーバーしたり動かなかったりすると、後々面倒です。直すとか直さないとかいう話になっても、善意で対応するのも限界があります。

ドスパラ中古デスクトップPC

ここらへんの話をしたところで、甥っ子も家族も『つまりは、無理ってこと?』と、理解をするのを諦めました。だいたいPCの知識が無ければ、YouTubeのタイトルだけで見てしまうと思うので、こういったことが起こるのだと思います。

初心者であれば中古のパーツを集めて数年前の性能のゲーミングPCを作るよりは、長く使える新品のゲーミングPCを保証付きで購入した方が良いと、個人的には考えます。