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M.2 SSDの適正温度とは?ヒートシンクは必須?

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最近はゲーミングPCもメインストレージにM.2 SSDを採用するものが増えてきました。ほぼ当たり前と言っても良い状況です。しかし、M.2 SSDを使ったPCは高い発熱の心配も考えなければなりません。夏が近づくと冬ではあまり感じなかったPCの排気する熱の高さを感じ取ることができます。エアコンで部屋の温度を下げることも憚れる昨今、PC内部の温度はより高温となります。小型化と高速化が進むM.2 SSDの発熱も高まりダメージが心配されます。今回はM.2 SSDの適正温度と、ヒートシンク等の対策が必要か?ということを書いていきます。

M.2 SSDの適正温度

M.2 SSDの適正温度は50度から60度となっており、高い負荷がかかると70度から80度近くまで上がります。高い負荷が長時間かかるとSSDの機能を落として発熱を防ぐというサーマルスロットリング機能が働き発熱を抑えようとします。高い発熱が継続するとSSDが最悪壊れてしまいますので、その保護機能が働くため処理速度を落として対応するわけです。

ヒートシンクは必須?

最近M.2 SSDにヒートシンクを付けるという事が紹介されてますが、ヒートシンクを付けることで、熱を逃しサーマルスロットリング機能が働くことを回避できます。また、SSD本体へのダメージも減らせますので一挙両得となります。SSDに高い負荷をかけ続けるようでしたらヒートシンクは必須と言えます。SSDにアクセスすることの多い作業をする場合は注意が必要です。

ヒートシンクの大型化

このヒートシンクを付ければ冷却性能が上がるということはわかりますが、最近冷やすためとはいえ、ヒートシンクの大型化が目立ってきています。性能の高いSSDを使えば使うほど発熱の悩みがつきまといます。そして冷やすために高い冷却機能を持つヒートシンクを取り付けて、小型が売りの一つでもあるM.2 SSDの占有する体積が増えてきている現状が見えます。

高機能M.2 SSDにヒートシンクは必須

ヒートシンクをつけた上で更にヒートシンクを冷却するファンも取り付けてとなると、PCケース内部は手狭になっていきます。しかし、高機能なM.2 SSDを使っている人ほど発熱も抑えたいところなので、このジレンマと使いっていかなければならないかと思います。私もヒートシンク機能付きのM.2SSDを購入しておりますが、それでも夏が近づくにつれPCから出る排気の温度が気になるものです。高い機能を持ったSSDも発熱してしまいサーマルスロットリング機能を働かしてしまっては、折角の高性能が水の泡になってしまいます。高い性能を持つM.2 SSDを使って、高い負荷のかかる作業を継続する人はヒートシンクや冷却ファンが必須となってきます。