いよいよ発売されるRTX3090Tiですが、RTX3090と、どれくらいの性能差があるのでしょうか?RTX4000番代のリーク情報の飛び交う中、どれほどの性能があるか気になるところです。
現状わかっているRTX3090TiとRTX3090の違い等について書いていきたいと思います。
RTX3090Tiの性能と比較
NVIDIA公式で見られるスペックをRTX3090等と比較してみたいと思います。
RTX3090Ti | RTX3090 | |
CUDAcore数 | 10752 | 10496 |
クロック数(MHz) | 1670 | 1400 |
ブーストクロック数(MHz) | 1860 | 1700 |
VRAM | 24GB | 24GB |
Tensorコア | 336 | 328 |
RTコア数 | 84 | 82 |
Shader | 40TFLOPS | 36TFLOPS |
RT | 78TFLOPS | 69TFLOPS |
Tensor | 320TFLOPS | 285TFLOPS |
補助電源 | 8pin × 3 | 8pin × 2 |
メモリ転送速度 | 21Gbps | 19.5Gbps |
メモリバス帯域幅 | 1008GB/s | 936GB/s |
消費電力 | 450W | 350W |
RTX3090Tiの特徴
実はRTX3090はStreaming MultiprocessorとCUDA Coreが一部制限されている状態でしたが、RTX3090Tiは制限なく全て使える状態です。他にもGPUならびにビデオメモリのクロック数も上げられているため、RTX3090よりも10%を超える性能アップが成されております。
とくに高解像度な4Kや8Kといった環境でRTX3090よりも高い性能をたたき出しているようです。
この10%が、どこまで影響するか?というところが問題ですが、私は日本での価格が一番のネックだと感じます。
価格差
海外ではRTX3090が1499ドルでRTX3090Tiが1999ドルです。しかし、日本ではASK税が加わりRTX3090が23万円以上が相場となり、RTX3090Tiに至っては33万円程どなっています。性能差よりも価格差にドン引きするレベルになっているので、ちょっと簡単には購入できない金額と感じます。
もっと性能向上がされていれば、頑張って購入したいとなりますが、この性能差では個人的にはRtx3090または、RTX3080Tiでも良い気がしないでもなりません。またはRTX4000番台の発売まで待っても良いような気がしないでもありません。