Microsoft Officeに付属してくるクラウドストレージサービスであるOneDriveは、便利でもありますが、アカウントを共有している家族PCなどで、見られたくないファイルも勝手にOneDriveへ保存されてしまうこともあり、できれば無効化したいひともいるはすです。今回はOneDriveの無効化と上手な付き合い方を紹介いたします。
アンインストールの方法
OneDriveは全く使わないという人であれば、アンインストールも可能です。スタートメニューからOneDriveを選択して右クリックしアンインストールをクリックします。するとプログラム一覧が表示されるので、再度OneDriveを選択し、右クリックからアンインストールを選択すれば、綺麗サッパリアンインストールが可能です。エククプローラーからOneDriveが消えていれば万事スッキリします。
共有設定で制限
OneDriveを使うPCを限定したいという人には、OneDriveを使いたくないPCでOneDriveの設定画面で、「OneDrive のファイルをこの PC と同期」のチェックインボックスを外しておきましょう。そうすれば、OneDriveとの同期がされないので、データがOneDriveに送られることはありません。また、アナログな方法ですがエクセルやワードやパワーポイントを使う際に、共有したくないデータを扱う際にはMicrosoftアカウントでのサインインを無効にしてログアウトしておくとOneDriveに保存するという選択肢が出ませんので、安心です。また、エクセルやワードのファイル保存先をオプションから設定してOneDriveが保存先になっていないことを確認しましょう。(通常OneDriveが指定されている可能性が高いです。)
場所によってアクセス制限する
これは、microsoft-365 businessでの設定になりますが、SharePointというソフトを使用すれば、指定した場所のみでアクセス制限をしたい人はSharePointを使用してアクセス制限をかけることが可能です。あまり個人や家庭では意味のない機能ですが、会社でだけアクセス制限したいファイルとか作るのには便利かもしれません。
[ネットワークの場所]」を選択した後に「特定の IP アドレス範囲 からのアクセスのみを許可する」をオンにします。IPアドレスを間違うと二度もアクセスできないなんていう事態にならないようにご注意してください。会社用の場合には、情報システム担当の方が居れば事前に相談しておくと良いでしょう。
クラウド化も物によりけり
最近MicrosoftはエッジといいOneDriveといい、便利だからと押しつけがましく使わせてくれるので、デフォルトで設定するのではなく選ばせて欲しいと思います。先日自分のPCで保存した自分の家計簿が知らないうちに、OneDriveに保存されていて、家族に見られてしまうという事象が発生したため、この記事を書いてみた次第です。『ついうっかり』ということもあるかと思いますので、うっかりしないように事前に対策できるものは対策しておくと良いでしょう。