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ベクター画像ソフト『inkscape』を使ってみた

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私はあまり『Adobe Illustrator』を使ったことがないのですが、無料ならば使ってみようとも思ってはいたので、『Adobe Illustrator』の変わりとなるベクター画像ソフト『inkscape』を使ってみました。

inkscape公式サイト

inkscapeの使い勝手

日本語にも対応

なんとinkscapeは日本語に対応してくれています。無料な上に日本語対応という最高環境です。

と、ウキウキで起動したら、私の場合なぜかロシア語かドイツ語あたりになっていて、言語設定を日本語に変更するまでが大変でした。英語だったら微妙に理解できたでしょうが、流石に他の言語はわかりません。まず日本語にするところが一苦労でした。しかし、いったん日本語に変更してしまえば、操作もわかりやすく簡単です。

直感操作もやりやすい

アイコンの意味さえわかれば、直感操作もしやすく、描画もしやすいソフトでした。無料でここまで遊べる、もとい使えるならば、かなり有難いソフトだと思います。

描画がレイヤー化

これは使いやすいのかどうなのか?という点でもありますが描いた線は1つのレイヤー化されていきます。色を混ぜたような絵はどう描くのか?という疑問が湧いてしまいましたが、濃淡をつけつつレイヤーを重ねるあたりは、Photoshopに近い印象でした。セル画的な描き方、そして線がベクター線なのでカッチリとした線が描けます。

ベクター線慣れが必要

クリスタでもベクターレイヤーで描けば、あとで穴の開いた線の修復がしやすいですが、それを最初からやっているイメージです。何を言っているんだ・・・という感じですが、私が普段あまりベクター線を使わないから、こんな感想です。

カッチリしすぎてて、どうにもムズムズしてしまうのですが、これも慣れの問題かもしれません。使っていけばしっかりとしたイラストと文字が描けるので、広告なんかには良さそうです。

まとめ

今まで知らなかったのがもったいないくらい、無料かつ扱いやすいソフトでした。負荷も高くなく、Illustratorは高いし、そこまで仕事でも使わないという人には必要十分なソフトだと思います。ベクター線慣れして仕事にしたい人は、Illustratorが扱いこなせるか不安なときは、このソフトで代替しても良いかと思います。

ベクター線というと、曲線をパスで描いて修正するイメージでしたが、直感的に絵も描くことができ、文字も自分なりに修正し遊べるので、動画内ではなくPDFで配布する資料作りなんかには、とても良いと感じました。