先日リリースされたBlender3.0でMikuMIkuDanceのモデリングファイルを読み込む方法です。別バージョンでも使える方法だと思いますので参考までにお試しください。
Blenderにアドオンをインポート
Blenderの良いところとして、有志の方たちが作成したアドオンをダウンロードしてインポートすることで機能が拡張できるところがあります。
今回は、MMD(MikuMikuDance)のモデリングをBlenderにインポートできるというアドオンを導入してみました。
私が導入したアドオンは、https://github.com/というサイトで公開されている【Blender_mmd_tools】です。
ダウンロードは(https://github.com/UuuNyaa/blender_mmd_tools/releases/tag/v2.0.1)のページからリリースV2.0.1をダウンロードしてみました。
mmd_tools-v2.0.1.zipというファイルをダウンロードして、解凍したフォルダの中にあるmmd_toolsというフォルダをBlenderのアドオンフォルダにコピペなりします。
ただし、そのまま入れても反映されませんので、以下の通りにしてください。
C:ドライブ内のUsersフォルダ→user_name(Windowsで設定しているユーザーネームフォルダ)→AppData→Roaming→Blender Foundation→Blender\3.0→scripts(このフォルダが無ければ作成)→addons(同様にフォルダが無ければ作成)→ここにmmd_toolsのフォルダをコピペ
この状態になれば、Blenderで『mmd_tools』を有効にできる状態になります。
Blenderでmmd_toolsを有効にする
Blender3.0を開き、編集タブからプリファレンスを選択し、アドオンのタブを開きツールの検索でmmdと入力すると『mmd_tools』が出てきますのでチェックを付けて有効にします。これでpmdデータやpmxデータを読み込む準備ができました。プリファレンスデータを保存しておかないと、次にBlenderを立ち上げたときに再度プリファレンスを有効にしないとpmdデータやpmxデータを読み込めないことがありますので、プリファレンス状態のセーブを忘れないようにしましょう。(プリファレンス左下の三のマークからも保存可能です。)
実際にファイルを読み込む
上述した準備ができたら、ファイルタブからインポートを選ぶとMikuMikuDanceModelという項目が追加されていますので、これでpmdデータやpmxデータを読み込むことができます。
試しにMikuMikuDanceのファイルに最初から保存されている初音ミクのpmdデータを読みこんでみましたが、無事Blender上で読み込むことができました。
これで、お目当てのpmdデータやpmxデータのモデリングを見ることができるので、好きなモデリングを眺めることもでき、研究することも可能です。
Blenderの遊びの幅が広がるので、MMDを遊ぶ人も含めて導入しておくと良いかと思います。