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【2022年】デスクトップPCのグラボとノートPC用のグラボの性能差

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ゲーミングPCにおいて必須パーツとも言っていいグラボ(グラフィックボード)ですが、同じ型番でもデスクトップPC版とモバイル版(Laptop版とも言う)があります。デスクトップPCのオススメグラボを参考にし、いざゲーミングノートPCを購入して思ったような性能が得られないなんてことがありますので、注意が必要です。

一体どれくらいの性能差があるのか、【2022年2月】の状況で性能差などを比較していきます。

デスクトップ版とモバイル版の違い

まず、目安としてハイエンドグラボであるRTX3080の性能を例に挙げたいと思います。

デスクトップグラボのRTX3080は最初に発売したVRAM10GBを参考にしたいと思います。

RTX3080デスクトップ版の性能は、VRAMが10GBで、CUDAコア数が8704、ブーストクロック時で1.7GHzといった性能です。

対してノートPC版のRTX3080はVRAM8GB、CUDAコア数が6144、ブーストクロック時に1.5GHz~1.7GHzといった性能になっております。

どうしてもノートPCに搭載するにおいて、軽量化や縮小化が行われ、更に廃熱などの関係上動作スペックを下げざるを得ない状態です。

性能は2周りは落ちる

PCゲーム上でのベンチマークの比較などをすると、RTX3080LaptopはRTX3080のデスクトップ版には遠く及ばない性能となってしまいます。

RTX3080Laptopはデスクトップ版の性能で言えば、RTX3060くらいからRTX3060Tiの性能が出れば良い状態です。

このことを踏まえて、ゲーミングノートPCを購入しないと、RTX3080を搭載しているから、どんなゲームもヌルヌル動作するし、3DCG作成なんかもサクサクだ!!と思ってみたら、思った以上の性能が得られないなんてこともあります。

ちなみにRTX3060のモバイル版でデスクトップ版のGTX1660~1660Ti程度の性能になってしまいます。

性能を取るか持ち運びを取るか

それでもデスクトップ型のゲーミングPCはハイエンドゲーミングPCともなれば非常に大型になってしまいます。

この大きさを考えて、ハイエンドゲーミングノートPCを購入し、デスクトップゲーミングノートPCのミドルからハイスペック程度の性能を得るというのも十分アリだとは思います。

値段はとても高くなってしまいますが、置き場所を取らないことと、仕事の場所を選ばないという利点がノートPCには存在します。

私は自宅では絶対にデスクトップ版推奨派ではありますが、こればかりは家庭の事情などもありますので、自分の使用と生活形態にあったPCを選ぶべきだと思います。

一番大切なことは、PCをしっかり使いこなせる環境を構築できるかにあるので、せっかく購入したゲーミングPCが無駄にならない生活に合わせたタイプを選ぶべきだと思います。