PS5を我が家にお迎えしたので、早速PC上でリモートプレイを行ってみました。PS4リモートプレイと変わったところはあるのか？快適に遊べるのかなどを書いていきます。
モートプレイするために必要なもの
まずはPS5のリモートプレイをPCで行うために必要なものを書いていきます。
推奨スペックを満たしたPC
PS5のリモートプレイを行うために必要なPCのスペックは下記のとおりです。
- OS：Windows 10（32ビット版または64ビット版）
- CPU：Intel Core™第７世代以降のプロセッサ
- メモリ：2GB以上
- 画面解像度：1024 × 768以上
- ストレージの空き容量：100 MB以上
専用ソフトのインストール
SONYの公式サイトからリモートプレイ用のアプリをダウンロードします。PS4リモートプレイのアプリと変わりませんので、既にPS4リモートプレイをダウンロードしている方はアプリをアップデートすればPS5のリモートプレイが可能です。
PCを同じネットワークに繋ぐ
リモートプレイしたいPCと同じネットワーク内にPS5を繋ぎます。別のネットワークに繋ぐとPS5が検出されなくなってしまいます。
PS4またはPS5のコントローラーをPCに繋ぐ
PS4かPS5のコントローラーをUSBケーブルを使ってPCに接続する必要があります。相変わらずXBOXコントローラー等の他のコントローラーが使用できないのが痛いところです。PS4とPS5に対応したアケコンを繋いでみましたが、やはり純正コントローラーでないと認識されないのは面倒な作りです。
PS5の設定を変更する
PS5の設定のシステムからリモートプレイを有効にします。有効にしないとリモートプレイできませんので、この設定変更は忘れずに行っておきたいです。
リモートプレイした感想
遅延
今回は実験なので、PCの隣にPS5を置いて、モニターを並べて遅延を確認しましたが、やはり数フレームほど違和感を覚えるので格闘ゲームや音ゲーにはリモートプレイは不向きだと感じました。そもそも格ゲーや音ゲーは専用コントローラーを使うこともあり、純正以外のコントローラーが使えないため、問題外ではあると思われます。キムタクが如くをちょっと遊んでみましたが、バトルシーンでちょっと遅延を感じました。ムービーシーンなどは、ゆったりプレイできるため特にそこまで遅延による違和感を覚えることはありませんでした。ゆったり遊ぶRPG等を遊ぶのならリモートプレイもありかもしれません。格ゲーや音ゲーも難しいですが、ダークソウル系等の死に覚えゲーもシビアな場面ではちょっと厳しいかもしれません。
相変わらずメディア関連のアプリは厳しい
リモートプレイを利用しての録画を避けるためか、リモートプレイでは動画系のアプリやトルネ等は使えませんでした。ここらへんは、PCでそのまま閲覧するしか無いようですね。
キャプチャ無しで録画可能
唯一のメリットと感じるのはキャプチャボードを通さずともPS5のゲームが録画できることくらいでしょうか？キャプチャボードを持っている人には関係ないことですが、美麗な映像をキャプチャするとなると数万円の投資は必要となるので、遅延を我慢できるのならば、キャプチャボード無しでゲームを録画できるのは良いかもしれません。しかし、PS5にそもそも実況機能等があるため、大きな利点となるかは微妙なところです。なるべく初期投資を抑えてVTuber等をやる方には良いかもしれませんね。
出力解像度
基本的には720pまで抑えられてしまいますので本来のPS5の美麗映像を楽しむならばリモートプレイは不向きです。モニターがHDRに対応していれば、HDRの恩恵は得ることができるようです。今回私が使用したモニターはHDR非対応なのでどこまで映像がきれいになるかは今後対応モニターでも購入した際に実験してみたいと思います。
まとめ
相変わらずリモートプレイに専用コントローラーのみなのが辛いところです。アケコン等の専用コントローラーで遊びたいゲームが遊べないのは痛いですね。あとアクションゲームにも不向きです。今回どちらも有線LANで繋いでいて遅延を感じたので、どうしても現状は遅延のある状態にはなってしまいそうです。現在PS5本体を2台購入するのは大変難しい状況なので、本体をリビングにおいて自室で寝る前に遊びたいなんて人には良い機能かもしれません。PS5本体がかなり大きい上に重いので、本体の移動は避けたいのでそんな場面では重宝する機能かもしれません。しかし自室にPS5を置けるならば、敢えて使う機能では無いかなと感じました。
