2021年10月14日にAMDのミドルスペックグラボであるRX6600が発売されました。ハイスペックやハイエンド系のグラボが発売される中、そこまでお金をかけることなく購入できるグラボRX6600は買いなのか?ということを私の偏見で綴ってみたいと思います。
RX6600の価格帯と性能
RX6600の性能は、下記の通りです。
- ビデオメモリ:8GB
- 消費電力:132W
- コア数(SP数):1792基
- クロック数:最大2491MHz
- 演算ユニット数:28基
NVIDIAの数値と比較するときは、ちょっと見づらい数値となりますので比較するのはちょっと難しいです。
性能的には、RX6600XTよりも下がるので、GTX1660やGTX1660Superよりも高い機能ですがRTX3060には敵わないような性能になっている状態です。
価格と消費電力で勝負
RX6600の売りは、なんといっても消費電力の少なさと、価格の安さだと思います。RTX3060は6万5千円以上の値段で、ものによっては7万円を超えるお値段となりますが、RX6600は5万5千円から6万5千円くらいの価格帯となっています。最近はグラボの値段がとても高いので、この価格ならば手が届くという人も多いのではないでしょうか?
私が購入したRTX2070も5万5千円から6万5千円くらいで、高いものは7万円超えなんてものもありましたが、RX6600とほぼ同等の性能を持っていて、今でも満足を得ていますし、4K環境などを考えなければ買い替えも必要無いと感じております。
グラボ高騰の時期に、この価格で買えるお手頃な性能なグラボということで、十分にアリだと思います。
マイナビやアスキー等の各比較サイトの情報などを見ると、ゲームによってはRTX3060を超える性能も発揮しているようなので、これは中々期待できるグラボだと感じました。
>> マイナビニュース:Radeon RX 6600を試す - RTX 3060に対抗
ゲーミングPCもコスパ良し
BTOパソコンメーカーでも各社からRT6600搭載のゲーミングPCが販売を開始しております。
値段もRTX3060搭載のゲーミングPCよりも数万円安く購入できるので、AMD製のグラボを試したい方にも良い値段だと思います。
パソコン工房は細かい設定の違いで、PCを選べるのでRX6600搭載のゲーミングPCの購入の目安になるかと思います。
サブPCとして購入するにも良い値段のPCだと思います。コロナ禍以降グラボの高騰からゲーミングPC全体の値段が上がっていると感じますので、そこまでゲームをしない人、するかわからない人、ゲーミングPCを試してみたい人にはオススメできるのでは?と思えるのでRX6600は丁度良い性能のグラボだと思いますので個人的には【アリ】なグラボだと思います。