ヒットボックスの自作をするに当たり、色々と天板の材料を探してみました。色々な材質を試してみましたが、材木加工が簡単かつ強度も得られて買ったです。
そんな経験を踏まえて、天板におすすめの材質を紹介します。
天板にオススメの材質
まず、アケコンの天板は硬さが命です。私は最終的に、共芯合板(シナ合板)と薄いアルミ板を使いました。見た目をアルミ板にして高級感を出しつつ、素材は安く抑えます。ドリルの加工もしやすく短時間で穴あけもできます。
値段も安くすみ、2つ合わせても千円ちょっとでした。工具もアマゾンで売っている安いホールソーで加工することができました。
失敗した素材
ここからは、お勧めしない失敗した素材を紹介しますので参考にしてください。
アルミ板(1.5mm)
天板の硬さを維持すべくアルミ板の1.5mmを使用した結果、安いホールソーでは全く歯が立たず、1つ穴を開けるのに開口部のヤスリがけ含め1時間近くかかりました。ドリルは熱くなるし、根気も持ちません。二千円もしたアルミ鋼板ですが、勿体ないですがお蔵入りとなりました。
アクリル板(3mm)
お試しに大きさの小さい板を購入してみて穴あけ試験をしてみたのですが、加工はしやすいのですが、穴あけに時間をかけないと熱でアクリルが溶けることもあり、強度もいまひとつでした。結局補強などが必要になりそうです。こちらも値段が高くなっておりましたので、やめました。
ベニヤ板
加工しやすく値段もとても安いですがこちらも強度不足です。後ろに補強を付ければなんとか行けそうですが、補強するくらいなら、共芯合板(シナ合板)の方が良いですし、なによりササクレ立っているので、ゲーム中に棘でも刺さったら大惨事です。
加工しやすいものが吉
自作であれば加工しやすい天板が一番です。アルミ板1.5mmくらいならなんとかなるだろう?なんて思ってたら全く歯が立ちませんでした。ドリルが壊れるか壊れないかくらいに熱くなったので、二度と3mmのアルミ板にホールソーで穴をあける作業はしたくないと思えました。一つやっとの思いて穴を開けてもバリ取りとヤスリがけで、更に精神と体力が疲労するのでからたまったものではありません。もし、これを見でアケコンの天板交換を考えている人は、適度な強度を持ちつつも、曲がるようなことのない素材を選ぶことをおすすめします、また、私は今回木材を使用しましたが、削りカス(オガクズ)がかなり出るので、ベランダや外で加工するなどの配慮は必要です。あと、仕上げ用に鉄の丸棒ヤスリを購入しておくことを強くオススメします。電動ドリルにつくヤスリを購入しても楽だと思います。私はプラモ用の電動ヤスリで仕上げました。