先日購入しましたraytrektab 8に、液晶タブレットであるワコムワンを接続して使用してみました。
すでに液タブ機能を搭載している、raytrektab 8にワコムワンを接続するという、意味が良くわからない行為ですが、raytrektab 8を購入して、もっと大きな液タブが使いたい!という人もいるかと思いますので実験してみました。
USB Type-CをHDMIに変換
まず、raytrektab 8には、端子がUSB Type-Cしかついておりませんので、こちらをHDMIに変換できるようにします。ちなみに、ワコムワンではHDMI+USB3.0ポートが必要になるので、HDMIへの変換だけでなく、USB3.0ポートも変換できるようにしておきます。ということで、購入したのは、コチラです。
Amazonは怪しい機器も安価で買えるところが良いところでもあります。
この変換機を付けることでHDMIポートの変換、さらにUSB3.0ポートも2つになり、朝にType-C充電も行えるという優れものです。どこのメーカーか知りませんが、2千円程度で購入できてラッキーです。
早速接続
raytrektab 8に変換機を付けて、ワコムワンのHDMI端子とUSB3.0端子も接続します。ちょっと配線が鬱陶しいですが仕方ありません。実験のためです。
接続すると・・・・。しっかりと液晶扱いされております。若干動きがモッサリしますが、raytrektab 8はセレロンで動いているので仕方ありません。
ワコムワンのドライバを入れないままだと、ただの拡張液晶モニターにしかなりませんので、WacomのHPからドライバをインストールします。
ドライバをインストール後、ワコムワンが無事液晶タブレットとして使えることを確認します。ちなみにモニターは初期設定だと複製になってしまっているので、拡張にしておくと良いです。
使ってみた感想
raytrektab 8の性能がそこまで高くないため、デュアルモニター状態にすることで、ちょっと動きがモッサリする気がします。モッサリするのは、ソフトの起動などだけです。しかし、しっかりとペンは反応します。ペンの描画が遅いとか、反応が悪くなると言ったことは無いので、raytrektab 8を購入して環境をレベルアップさせたい人の第一段階としては、良い進化では無いでしょうか?
注意点としては、raytrektab 8の充電が不十分だと映像出力が途切れてしまうことがあることです。しっかりと充電して、更に使用の際にはraytrektab 8に給電した状態でないといけません。ということで外出中に使用するのは難しいですね。まぁraytrektab 8+ワコムワンを外出先に持っていくなんて現実味はありませんが。
絵を描き続けるにしても、まず液タブのパワーアップか、PCのパワーアップかで悩むと思いますが、いきなりraytrektab 8からデスクトップPC+液タブの環境にするには出費が嵩みます。
しかし、先に液タブを購入しておいて、後にデスクトップPC(ノートPCでも良いですが)に買い替えるという選択肢が使えるというのは強みになると思います。
私はraytrektab 8は、あくまで外出先での使用を考えておりますが、raytrektab 8をメインで購入した人もいるはずです。とくに中学生、高校生のお子様にプレゼントした人で、PCでのお絵描きが長続きするようであれば、液晶タブレットだけグレードアップさせるという選択肢も選ぶことができます。ワコムワンであれば、お年玉あたりを貯めれば購入もしやすいですし、バイトの賃金で購入できる金額です。
今回は、実験で「こんな使い方もできるよ」という参考になれば、と思います。
raytrektab 8も使い勝手は悪くありませんが、やはり液晶が大きい方が、快適に絵が描けると思いますので、raytrektab 8から更にちょっとだけレベルアップしたいときにオススメの方法です。
お金があれば、クリエイターPC+液タブだと思いますが、いきなりその金額は・・・。という人も多いと思いますので、こんな方法もあるということを知っておいていただければと思います。
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しかし、液タブを使って1年になりますが、これだけ安い価格で、PCでのお絵描き環境が揃う時代になったなんて、良い時代になったものですね。