いよいよ、NVIDIA GeForce RTX 最新シリーズの3080が発売されました。10万円近いお値段と、中々おいそれと手は出しづらい値段ではありますが、RTX3080はどんな性能で、どんなことができるのか?これは買いなのか?という事を調べてみて、独断と偏見で買いか否かという判断をしたいと思います。
RTX3080のスペック
ザックリとRTX3080のスペックを見てみます。
- アーキテクチャ:Ampere
- プロセスルール:8Nnm
- CUDAコア数:8704基
- Tensorコア数:272基
- ベースクロック数:1,440MHz
- ブーストクロック数:1,710MHz
- メモリータイプ:GDDR6X
- メモリー容量:10GB
- PCI-e:Gen4×16
- TGP:320W
アーキテクチャは、3000シリーズ統一でAmpereになっています。プロセスルールは8Nnmになっています。CUDAコア数については、RTX2000シリーズの倍以上の8704基になっています。(ちなみにRTX2080Tiは4352基)
Tensorコア数は逆に、3000シリーズでは減少傾向にあります。RTX2080Tiは544基だったものが、RTX3080では272基になりました。Tensorコアが減っちゃってるのかよ!と数だけ見ると減っていますが、新しいアーキテクチャであるAmpereになってから、Tensorコアの処理能力が大幅に上がっているので、この数で十分という状況のようです。そして、ビデオメモリ容量は10GBとなっていて、これもRTX2080Tiよりは少ないです。Tiの名称がないので、またRTX3080Tiが出ればそれ以上のビデオメモリ容量になるのかもしれません。
PCI-e接続はGen4×16に対応しているので、マザーボードもGen4に対応していれば、より処理速度の向上が見られます。TGPは320Wと、これは大幅にUPしているので、PCの電源ユニットの交換まで考えなければいけないかもしれません。
ゲームでの性能は上がる?
私は、まだ購入していませんが、各PC系のWEBサイトを見ると、RTX2080Tiの性能を叩き出したという記事も多く、レイトレーシングを使ってもフレームレートが落ちないという結果も見られたりと、顕著に上がっていることが見えるので、今まで流行しなかったレイトレーシングも、どんどんゲームに取り入れられるかもしれません。
正直買いなの?
RTX2000世代を所有していると、ちょっとまだ躊躇う価格ではありますが、RTX2000世代を所有していないなら、飛びついても良い性能だなと思います。もしくはRTX3070待ちという選択肢もあるでしょう。ハイエンド好きはRTX3090一択でしょうしね(笑)
今のところRTX2070でも、FHD画質であれば、それほど苦労することはありませんので、4Kモニターを購入することがあったら、RTX3000シリーズの購入を見据えても良いなと個人的には思いました。RTX2080Tiとそんなに変わらないんじゃないの?と思ったら、結構驚かされる性能も見えましたし、もうちょっと価格が落ち着いたら「買い」ですね。