最近は、ネットで活動することがほとんどとなり、IDとパスワードの管理も大変になってきていると思います。そこで問題になってくるのがIDとパスワードの管理です。
以前、アナログ保存(紙による保存)をオススメしましたが、それでも面倒になる人も多いと思います。今回は私が実施している、IDとパスワードの管理と、迷惑メールのくるサイトの傾向などを書いていきます。
捨てアドレスをいくつか用意する
私は、メインで使っているアドレスが数種類ありますが、更に捨てアドレスとして、数種類のメールアドレスを持っています。そのメールアドレスの管理が不便だ!となるんですが、それでも迷惑メールがメインアドレスに来るよりはマシです。それぞれ、どんな用途に使用しているかは、下記のとおりです。
メインアドレス
基本的に、友人や知人や親族とのやりとりにしか使わないアドレスです。ある意味メインなのか?と聞かれると微妙ですが、このメールからの通知があれば、一応即座に見て対応もあとからするかどうか考えます。余程のことがなければ迷惑メールも来ませんので、安心して開けるアドレスです。
仕事用のアドレス
休日はあまり見たくないアドレス通知ですが、仕事の依頼や進捗管理とすぐにわかるので、それはそれで重宝します。このメールも迷惑メールは少ないですが、一度取引先が感染してしまい、迷惑メールが来てしまったことがあります。
取引先が対策してからは無くなりました。私のところではセキュリティソフトが反応して選り分けられていたので問題はありませんでした。
通販用のアドレス
これは、3系統くらいに分類しておくと良いです。例としてはSteam用、Amazon用等です。場合によっては、ココから迷惑メールがくることがあります。
Amazon用はAmazon直販ではなく、マーケットプレイスから購入すると怪しいところから迷惑メールがくるようになったりします。Amazon用のメアドは私は3回くらい変更しております。
海外サイト登録用アドレス
これも怪しいサイトが多いことが多いのですが、資料とか集める際にどうしても必要な場合は捨てアドレスを準備して登録します。
一見して迷惑かわからないような英語メールが執拗に来たりもするんで、捨てアドレスにしておけば滅多に開くこともなく、いざとなったら捨てることができます。
Amazonと海外サイトの登録はメアドを分ける
今までの統計上、やっておいた方が良いと感じるのは、Amazonと海外サイトです。とくにAmazonはマーケットプレイスで、西の方のお国と取引すると、その後迷惑メールが来るような気がします。
また海外の通販なんかもあまり信用できませんし、海外だと対応も面倒です。と、いうことで、個人的にはAmazonと海外サイトの登録には捨てアドレスなど、いつでも変更して良いアドレスを使うことをオススメします。
IDとパスワードの管理
最近のIDはメールアドレスによることが多いので、基本的には紙に書いて、重複するようなものは少ないようにすることがオススメです。パスワードも似たようなもの、すぐに試せるようなものにはしない方が良いでしょう。
とくにパスワードの使いまわしは特定されたときに危険なので、自分でしかわからないような法則に従うか、他人では全く想定できないようなパスワードにしておきましょう。
以前はパスワードを定期的に変更するということが流行りましたが面倒になるとレパートリーが減って、結局、同じもので覚えやすいものを使いまわしてしまうので危険です。なんだかんだ、紙に書いてしまっておくのが良いです。
PCのテキストファイルにしまっておくのはPCの中身が見られる可能性を考えるとオススメはできません。物理的に鍵のかかる机の引き出しにIDパスワード管理メモ帳を入れておくのが良いでしょう。
記憶にも限界
複数のメアドと、複数のIDとパスの重複を避けると書きましたが、人間の記憶力は薄れるものですから、結局最後に頼れるのはアナログな紙とペンになります。ブラウザの自動入力も優秀ですが、どこから情報が洩れるか分からないので、頻繁に使うのはやめておきましょう。
今はどんな有名なサイトでもいつ情報漏洩になるかわかったものではありませんので、同じIDとパスワードを使うことも避けておきましょう。