コナミのゲーミングPCブランド、ARESPEARより、三種のゲーミングPCの予約が開始されました。まず、きになるのが、そのお値段、かなり高価な値段で、同スペックのPCをBTOPCショップで購入すれば、金額は半額で抑えることができます。「このスペックで、嘘だろ?」と我が目を疑いたくなる値段なのですが、もしかしたら高くなる理由、根拠がわかるかもしれないということで、ホームページ等を調べてみました。
https://www.konami.com/amusement/arespear/
パーツ構成を確認
一番の性能を持つARESPEAR 700+のパーツ校正などを調べてみたいと思います。
CPU
CPUはIntel Core i7 9700です。この価格で、まさかの一世代前のintel性、とくに何か魔法がかけてあるとも書いてません。
本来なら旧世代CPUを使っているんだから、お値段が下がっていると思うのですが、まさかの強気の価格!し、正気なのか?と言わざるを得ない状況です。
グラフィックボード
グラフィックボードは、RTX2070superです。それなりの性能です。むしろ何故この値段でRTX2080Ti あたりが組み込まれていないかが理解できません。特にどこのメーカーで高性能な機能を持っているというアピールもありません。
メモリ
一応デュアルチャンネルにはなってますが、クロック数2666MHzの8GBメモリです。メーカーも書いてないので、良いメモリかどうかも不明です。
むしろ32GBくらい付いてても良いのでは?というお値段なんですが、特別仕様のメモリでも使っているんでしょうか?
マザーボード
一世代前のCPUなので、一世代前のチップセットZ370が使われてます。マザーボードの写真(かなり遠目)を見ても、、PCIeスロットの空きを見る限り、特に高そうなマザーボードでもなさそうなのですが、不思議です。
クーラー
こちらは水冷になっています。水冷は確かに高いですが、これも特別な水冷ファンというようにも見えません。水冷ファンだって高くても3万円くらいです。そこまで値段の跳ね上がるものではありません。
サウンドカード
マザボ以外にもサウンドカードがついてます。これは珍しいタイプなので、サウンドカード分が高い理由かもしれません。しかし、サウンドカードだって値段が高いものでも数万円です。そこまで価格が跳ね上がるものではありません。
電源
750Wがついてますが、特にプラチナとかゴールドの仕様も書いてません。なかなか不親切です。
ケース
もう特徴あるのは、この蓮根の様なケースです。光ってパネルケースというところがお高い理由でしょうか?背面も配線を隠せるそうです。
ストレージ
メインにNVMeの512GB SSD、サブにHDD1TBという標準的な構成です。しかも一世代前のマザーボードですよ。そこまで、読み書き性能が爆速というわけでもなさそうです。
意味不明の高値
もうちょっと仕様が細かく書いてあれば、もしかしたらこの値段でも納得の価格なのかな?と思いましたが、調べれば調べるほど不安と価格の意味が理解できません。
同程度のPCで、この値段は売れませんが、他にもなにか特別な要素があるのでしょうか?コナミの株主優待が付いたり大塚明夫さんと握手でもできるのでしょうか?ちなみに同様のスペックのBTOPCを見れば、だいたい値段は15万から18万以内でした。
コナミスタイルのPCが倍額してしまう意味が調べれば調べるほどに本当にわかりません。購入する人には、コナミさんに貢献したいという思想でもあれば良いのですが、私でしたら、この構成でこの価格となると、とてもじゃありませんが手がでません。