Fire HD 8 タブレットを購入してみたんですが、通常ですとPCとの連携ができません。PCにUSB接続してもストレージ内のものが全て(空のフォルダ)と表示されてしまいます。これでは、全く使い道が限定されてしまって使いモノにならないので、PCとの連携をできるように試みてみました。
開発者モード
アンドロイドのタブレット全般に言えることですが、開発者モードを起動することで、USBやらBlueToothやらの連携ツールを自由に操れるようになります。開発者モードを知らないと、かなり損をした状況になりますので、まずは、開発者モードを起動することから開始します。
ファイアタブレットの【設定】から、【端末オプション】を選択します。そして【Fireタブレットのバージョン情報】というところを開きます。
そこに【シリアル番号】と表示されるところを連打タップします。そうすると、【端末オプション】の欄に【{}開発者オプション】という項目が出現します。
USBの使い道を変更
【開発者オプション】が出てきたら、早速開発者オプションをタップします。中には色々と項目が出てくるので、下の方にある【デフォルトのUSB設定】をタップすると、USBの設定が通常【データ転送ナシ】になってしまっているので、【ファイル転送】に変更します。これでPCとUSBでデータ転送ができます。
他にも色々できる
【開発者オプション】であれば、充電中のスリープを無効にするといった初歩的なことから、ワイヤレスディスプレイの認証といったことも可能です。
他にもデバックモードなどといった玄人っぽいことも可能になるので、PCを使っていてFireタブレットを使うのであれば【開発者オプション】は使えるようにしておいて損はありません。
PDFや動画再生に便利
Fireタブレットには、Simが入れられるわけではないので、外出時はテザリングで使用するか、完全オフラインモードで使用するしかありません。
私はPDFでの電子書籍を読む用途と録画やキャプチャした動画の視聴に使いたいと考えて購入しました。しかし、通常状態ではデータリンク方法が、いちいちAmazonのクラウドに預けるという面倒な仕様だったので、直接データ移行できるようにするとデータ転送も素早くできて、より快適になりました。
PCを所有していてFireタブレットを所有している人は、【開発者オプション】を使って快適な環境でFireタブレットを使ってください。
最近ドキュメントスキャナを購入して、自宅の書籍をPDF化しまくっているので、Fireタブレット8が持ち運びにも大きさも丁度良くて、外出時に重宝しております。