Windows10にも存在するダークモードを使ってみました。目に優しいとか、省エネとか言われてますが、実際はどうなんでしょうか?
ダークモードへの変更の仕方
Windowsのダークモードへの変更は、スタートメニューの『設定』から『個人用設定』へとうつり、『色』、という項目から変更が可能です。色を選択するで、黒なりダークな灰色などを選べば、Windowsのメニュー関連は、黒くなります。
しかし、これだけですと、アプリ某は白い背景のままだったりしますので、オフィスやらブラウザは個々にオプションでダークモード(背景黒)に設定をしなおさなければなりません。Windowsの色の設定を黒に変えただけでは、中途半端なダークモードなんです。
使ってみての感想
使ってみたら、目に優しいのか?という話ですが、あまり変わらない、むしろ見づらいまである。というのが個人的な感想です。
と、いうのも私は乱視が酷いので、黒い背景に白文字の方が、余計に字がブレるというか滲む気がします。あとは、黒い背景にすると、反射や映り込みが増える気がして、目がチカチカする気がします。
夜にダークモードにする分には、モニターの明るさが抑えられた気がして良いとは思いますが、日中にわざわざダークモードにするメリットは感じられませんでした。
あと、ブラウザの背景を黒を基本にしていると、昔のインターネット初期のアングラサイトを思い出します。Welconeって表示されて、文字がチカチカ移動してそうなイメージですよ。
とりあえず、個人的にはダークモードは見づらいですし、白いキャンバスを使用するアプリが、よりギャップで目に眩しさを感じております。
目に悪いのは長時間のモニター凝視
眼科の先生にも聴いたことがあるんですが、目に悪いのは背景の色とかよりも、長時間視点が同じところにあって目の筋肉が凝り固まることなので、ダークモードだろうと、ライトモードだろうと、目の収縮をさせず、さらに瞬き回数も減ってドライアイになることのほうがよろしくないようです。
また、私のような乱視の人間にはダークモードの方が辛いとかなんとか、目新しさでテンションは上がるかもしれませんが、ダークモードだから目に優しいってことは無さそうです。あと実際に使ってみて、慣れていないせいもありますがダークモードの方が目がシパシパしている気がします。
言えることは、好き好きと、慣れの問題かと思います。あとは、モニターと周囲の明暗の差があまりない方が良いようなので、昼はライトモード、夜はダークモードと使い分けるのも良いようです。
どうしてもPCを仕事で使うと長時間モニターと向き合う必要が出てきます。ダークモード、ライトモード関わらず、目に優しい距離と適度な目の休憩を入れるために、ダークモードも手段の一つとして活用するのが良いと思いました。
ダークモードだから目に優しいではなく、通常の白背景のライトモードでも、ダークモードでも、ご自分の目に合ったモードを選んだほうが良いかと思います。とりあえず、私にとってはダークモードは目に優しくないモードに感じました。