MO:Astrayを遊んでみました。
MO:Astrayをプレイするために必要なパソコンのスペックは
最低動作スペック
- OS:Windows7
- CPU:Intel Core i5-6200 CPU @ 2.3GHz以上
- メモリ:8GB以上
- GPU:Intel HD Graphics 520 以上
- ストレージ空き容量:10GB以上
推奨動作スペック
- OS:Windows10
- CPU:Intel Core i5-4210H CPU @ 2.9GHz以上
- メモリ:8GB以上
- GPU:Nvidia Geforce GTX 960 以上
- ストレージ空き容量:10GB以上
エントリーモデルのゲーミングPCがあれば十分にプレイが可能です。
MO:Astrayの評価
MO:Astrayの良いところ
- 美しいドット絵
- 惹き込まれるストーリー
MO:Astrayの気になったところ
- 独自の操作での電撃イライラ棒的なギミックの多さ
- 操作ボタンが自由にコンフィグできない
それぞれの感想
グラフィック
ドット絵が緻密に描かれていて、見ていて背景は美しいです。海外ゲームよろしく基本的にグロい敵が多いので、そこらへんは好き好きが分かれそうです。
操作性
方向とは別でポインターで方向を決めてジャンプするという操作なんですが、そんな操作を強いているわりには、電撃イライラ棒のように緻密な操作を要求され、しかも真上にはジャンプできないというストレス仕様です。
真上にジャンプしようにも、キャラクターが向いている方向に若干傾きます。そして、ジャンプ距離が意外に短いので、後に覚える二段ジャンプを駆使しても、ギリギリの操作を要求されることもあり、操作が難しくて難易度を上げるという、個人的には好かない調整がされています。
解答となる動きはわかるが、その操作をすることがイライラするという状況です。とくにトゲトゲをかいくぐるところで、真上にジャンプしようとして、起動がズレて死んだときは『オーイ!』ってツッコミを入れたくなります。
二段ジャンプのボタンの入力判定も敏感すぎで、よく暴発したので、コントロール感度を最低まで落として、やっと暴発しなくなりました。
ゲーム性
基本的な大筋はパズルアクションゲームですが、上述した独特な操作の上に成り立っているので、電撃イライラ棒のような操作を強いられ、爽快感が減っています。
基本的に攻撃手段は無く、敵の頭に寄生して操るという手段で、敵を奈落に突き落とすか無力化するくらいです。攻撃をしたい人向きのゲームでは無いです。
爽快感・達成感
上述している通り独特な操作のおかげで、爽快感は減っています。そのかわり、しっかりと操作できたときの達成感は得られます。
このゲームはオススメ?
達成感の味わえるちょっと操作に癖のあるアクションパズルゲーム好きなら楽しめるかと思います。敵を攻撃しまくるようなアクションを期待したら肩透かしに会います。
個人的総合感想
メトロイドヴァニアかな?と思って遊んだらパズルアクションゲームでした。しかも独特な操作がかなり厳しいゲームで、操作に慣れるまで『あぁぁ、煩わしい』と奥歯ギシギシ軋む状態で、しかもさらに覚える二段ジャンプがまた不快適な操作でして『違うだろ、このスライム〜!』と何度も一発死を遂げて白目になりながら遊びました。
操作になれるまでの敷居が高いゲームというのは、あまり好きでは無いのですが、とりあえずクリアできればストーリー的には気になる展開なので惹き込まれるものもあります。
このスライム(的なプレイヤーキャラクター)が何者なのか?一体何が起こってこんな状況なのか?物知り顔で語りかけてくる謎のボイスはちょっと鬱陶しいんですけど何者?とか色々気になります。
一応ボス戦闘もありますが、倒し方もパズル的で、倒し方に気付か無いと『え?は?何?どゆこと?』で終わるシーンも多いです。逆に倒し方がわかっちゃうとあっという間でもあるんで、ネタバレは見ないほうが良いです。そんな、ボス戦もパズルアクションなゲームです。
惜しむらくは、せめて操作のコンフィグはもうちょっとバリエーションを持たせてほしかったです。コントローラーで遊びましたが、ジャンプボタンがLBかLTしか選べないというのが不便でした。RBやRTにも割り振らせるとかさせて欲しかったです。
ストーリーとか面白く、ステージギミックとかパズルとかは面白いですが、操作系統でイライラさせられるのが勿体無いゲームだと思います。慎重かつスピーディーな操作を求められるゲームなので、体力も気力も十分なときにやることをオススメしたいゲームでした。
操作の難しさで難易度を上げるゲームはあまり好きではないのですが、ストーリーは気になるので、途中で投げ出したくなるような操作を求められない限りは、クリアを目指してみようと思えました。