CyberLinkのPhotoDirectorを使ってみましたので、感想とレビューを書いていきます。
CyberLink PhotoDirectorの動作環境
最低動作スペック
- OS:Windows7、8.1、10(64bit)またはMac OS X 10.11
- CPU: Intel Core iリシーズまたはAMD Phenom II 以上
- メモリ:4GB以上
- GPU:VRAM128MB以上の搭載のグラフィックボード
- ストレージ空き容量:2GB以上
最低限の使用であれば、エントリーモデルのPCでも良いですが、それなりの機能を使うのであれば、ミドルまたはハイスペックモデルのPCは必要です。
ゲーミングPCも、十分写真編集や動画編集の使用には耐えられます。
>> PhotoDirector 11 Ultra アカデミック版
CyberLink PhotoDirectorができることと感想
ちなみに、私は購入したCyberLink PhotoDirectorはサブスクリプションサービス版の365というやつなので、結構機能が充実しております。
スタンダード版等ですと、できないこともありますので、注意が必要です。
AI 手ぶれ補正
AIによて手振れ画像を修正する機能です。ホームページで見た画像は、ありえないほどの修正が入っておりましたが、実際使ってみたらそこまで修正はされませんでした。
最近のカメラ自体が、手振れ補正が大分かかっているので、よほどシャッタースピードを落とすことをしなければ手振れになることはありません。(シャッタースピードを調節できないコンデジやスマホならまた別です。)
数枚の写真を試してみましたが、ブレッブレの画像が見れるレベルになるなんてことはありません。ちょっと顔のブレが治るかな?程度なので、期待しすぎてはいけない機能です。
この機能は、私もそこまでは期待していなかったので、まぁこんなもんかな?って程度です。
AI 顔認識で写真管理
写真の顔認識で、自動的にデータ検出してくれる機能です。
まず、そこまで人間を撮影しないので、猫とか取でいけるものなのか?って感じですが、猫は顔認識していなさそうです。
被写体が人間ばかりという人なら良いのでしょう。家族写真はイベント毎でフォルダ分けしているので、これも必要ないと言えば必要無かったです。
AI スタイル
テンプレートに合わせて写真を加工してくれる機能です。これが結構楽しいです。(初回だけかもしれませんが)
Photoshop並みに水彩画や油絵風に写真を変更してくれたり、写真の好きな色を抽出して変更するなどということが可能です。
若干扱い方によってはCGバレバレになりますが、ほんのり色味を変更するのが楽しいです。
また、背景などに写り込んでしまった不要な要素もコンテンツの解析除去によって取り除けます(AIによっては継ぎはぎ写真になりますが)
レイヤー機能もある
写真を重ねて加工する場合に便利なレイヤー機能が入っております。ライトルーム+Photoshopと言っても過言ではありません。
レイヤーを重ねすぎるとPhotoshopよりも重いと感じましたので、多用する際にはメモリの増設が必要になりそうです。
同じ写真を重ねて色に深みを持たせる、一部の色だけ変更したものを切り抜いて重ねるなんていうことができるので、合成写真をお手軽に作れます。
色味修正
使っていて、ほぼライトルームに近い形で使用することができました。かすみ除去等もあって結構使いやすいです。
ライトルーム+ちょっとだけPhotoshop並みに使える
今回扱ってみて、ライトルームとほぼ遜色ない機能を発揮しつつ+αの機能があるように感じました。
Photoshop以上の機能があるようなら、Adobeの写真プランは解約しても良いような気がします。
サブスクリプションサービスでのお値段もお手頃ですし、使ってみたら意外に使いやすかったです。機能がありすぎて、処理を重ねるとPCの挙動も少し重くなるかな?ということは感じました。
今後メインで扱うなら、メモリ増設も視野に入れて使ってみたいアプリだと思いました。