2020年1月14日に、Windows 7のサポートが正式に終了いたしました。
この件をうけて、Windows 10へのアップデートやwindows 10インストール済みのPCへの買い換えを検討している人も多いと思います。
そこで、どちらがお得か?というメリットとデメリットを書き出していきたいと思います。
windows10へのアップデート
メリット
2020年2月上旬時点で、Windows 7や8(8.1)を使っている人は無償でアップデート可能です。方法はマイクロソフトのホームページで、Windows 10のインストールファイルをUSBメモリあたりにダウンロードするだけです。
最近はUSBメモリも安く買えるので、数百円の16GB程度のものがあれば十分です。マイクロソフトは8GBをオススメしてきますが、私がダウンロードしようとしたら、何度か停止したので、容量多くしたらスムーズに入りました。という経験を踏まえた上でのお話です。
ダウンロードすると、すぐにWindows 10にしてこようとするので、一旦停止しておいた方が良いと思います。今なら無料!という点が大きなメリットと言えばメリットです。
デメリット
デメリットとしては「何が起こるかわからない」という点です。パルプンテでも唱えるかのようなリスクが現れる可能性があります。
私も10にしたら、古いアケコンが使えなくなったり、一部のゲームで挙動がおかしくなったりと散々でした。
一度7に戻したりして、解決方法を見つけたりして、対応しましたが、なかなか面倒な作業だったことを覚えております。
先ほどメリットでいきなり7にしない方が良いと書いたのは、この経緯があるからです。できれば、OSがインストールしてあるメインストレージはクローンしておくことをオススメします。こんな手間がかかるのがデメリットです。
新PCへの買い換え
メリット
不具合が出る心配が少ないというのがメリットです。新品ですから、何か起こるとしたら初期不良くらいでしょう。
デメリット
新品なのですから、何もソフトやアプリは入っておりません。使っているソフトの再インストールなどの作業、設定が面倒ではあります。
使っているソフトやアプリが有れば有るほどこの時間は長くなります。また、PC1台につきライセンスが1つとか決まっているソフトなんかは買い直しを要求される事もあります。
Windows 10にする総合的メリット
良くも悪くも最新のOSなので、これから発売&対応されるソフトはWindows 10準拠のものになります。サポートの終了したwindows 7にお付き合いしてくれるメーカーも少ないと思いますので、それだけでもWindows 10にしている意味はあるかと思います。いつか使えなくなる恐怖は味わわなくて良くなります。
Windows 10にする総合的デメリット
まず、7で使っていたソフトやアプリや周辺機器が使えなくなる可能性があります。私も何点かのソフト等々は使えなくなり、泣く泣く互換性のあるモノに買い直したものもあります。
長年使っていたアケコンが認識しなくなったときが一番悲しかったです。いつか使えなくなるではなく、今使えなくなる恐怖を味わうことはできます。
また、マイクロソフトから執拗にwindows 10にしろーしろーという勧誘が鬼のようにやってくるのと、ネット巡回してても「あら?Windows 7ですよ?いいんですか?」なんて広告に出くわすこともストレスと言えばストレスです。
使いこなせば使える
私も最初は抵抗しておりましたが、いざWindows 10にしてみたら、悪くは無かったです。確かに悪戦苦闘はする部分もありましたが、今となっては良い思い出です。
結論から言うと個人的には「買い換え」の方がオススメです。先日ゲーミングPCを新調しましたが、なんだかんだ設定も楽でしたし不具合もありませんでした。
7から10にした時は、無理やり脳ミソを変えられたPCが稀に拒絶反応を見せてくるので、急に対処するのが面倒でした。出費は嵩みますが、新PCの方が面倒は少ないです。
外付けHDDなどにデータを保存しておけば、ちゃんと新しいPCでも認識してくれるものは認識してくれましたので(一部のプログラムと連携しているファイルなどは無理でしたが)
費用を抑えるかわりに不具合にも立ち向かって行かなければならないので、そのスキルと覚悟があるならアップデートで良いかと思います。個人的には二度とやりたくない作業ではありますが(笑)
このままWindows7で突き進む!って人もいらっしゃると思いますが、それは自己責任ですし、あとは他の片の迷惑にならなければと思います。
私個人としては、Windows 10への変更にあたっては費用があるなら新PCへの買い換えをオススメしたいところです。