PCを扱うのが苦手という人に理由を聞くと『触ったら壊れそう』『何もしてないのに壊れる』なんて回答が返ってきます。
この苦手意識を持ってしまうと、PCを扱うのが億劫になり、PCから離れてしまうと思います。
今回は、PCとの付き合い方というか、エラーがあった際等のPCでトラブルに強くなる方法を紹介します。
トラブルへの心構え
PCへのトラブルについてですが、まずトラブルが起こって当たり前くらいに思っていてください。
いきなり自転車を補助なしで乗れるような人はいないと思いますので、何事にも練習が必要です。PCだって同じです。
練習期間は、人によってそれぞれです。1日の練習で乗れる人から、1か月かかる人だっているでしょう。
また難しい扱いをするなら、それ相応の期間が必要です。いきなり自転車で曲乗りできる人だっていないのと一緒です。
トラブルが起こって当たり前だと思えば、エラー表示が出ても強い心を持って臨むことができます。
トラブルへの対処方法
『わからなかったら電源を切る』という方法があります。エラーの原因がわからなかったら、とりあえず電源を切って再起動するとトラブルが解消することがある・・・というのは冗談のようで本当の話です。
ただ、毎回毎回それをやるというのは、あまりオススメしません。流石にそれではトラブルに強くなるとは言えませんので。ですので、下記の最低限の5つの工程を行う必要があります。
- 1.トラブル(エラー)原因の調査
- 2.トラブル(エラー)原因の特定
- 3.トラブル(エラー)原因の除去
- 4.トラブル(エラー)原因の修復
- 5.除去後の復旧の確認
この5つが行えれば、トラブル解決です。え?それができないから困っているんだ!って?それはそうですね。しかし、この5つを行えない限りはトラブルを自己解決できるとは言えません。
まず、原因と調査して特定できる能力が必要なのです。エラーが出たらエラー表示をスマホで撮影して、ゆっくりとエラー原因をネットで検索してみることから始めます。
前述したとおり最初はPCに対して扱いがわからなくて当然なのです。調べて知識をつけて、何度も修理して経験を積んでこそ、トラブルに強くなっていくのです。
今はネット社会で、同じようなエラーに見舞われそれを解決していった先人の知恵をいただくことができます。そして、メーカーもトラブルシューティングを公開しております。
こんな時代だからこそ、どんどん自己解決できるところは自己解決していった方が、手間はかかりますが費用は抑えられます。
物理的に壊れていない限りは対応可能
アプリ内の動作エラーでしたら、大体自分で解決できることが多いです。また、PC内部のパーツにも詳しくなれば、パーツ交換で対応できるトラブルだってあります。
よっぽど内部が焼けてしまったとか機械的&電気的に壊れるとか物理的に壊れてしまったような品は修復が難しいですが、そうでなければ知識と経験でトラブル解決することができます。
自分ではどうにもならないものやメーカー保証になれば、メーカーなどに修理対応を依頼すればよいでしょう。
まとめ
トラブルに強くなるには、トラブルに向き合って知識と経験を得ることです。
私もPCを扱い始めた際のトラブルは『なんでこんな目に?』と思うことも多々ありましたが、今ではトラブルが起きると逆に燃えるようになりました。
PCでトラブルが起きたら、ドラクエでいうメタルスライムに出会って良い経験値稼ぎができると考えると楽しくなってきます。
精神論になってしまうような感じですが、トラブルもPCのことを知る糧だと思って向き合うと、いつの間にかトラブルに強い自分になっていると思います。