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【TGS2019】東京ゲームショウで気になった技術「E-mote」

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先日東京ゲームショウ2019に行って、気になった技術がありました。その名は『E-mote』です。

ちなみにホームページはhttps://emote.mtwo.co.jp/にあります。

E-moteは何ができるのか?

2Dの絵を描いて、そのパーツをレイヤー毎に切り分けたものをマネキン状の骨組みに張り付けることで、簡単に動かせるようにするツールです。

2D絵は描けても3Dモデリングの技術は無いという人には願ったりかなったりのツールだと思えます。

ゲームショウで実際動いているところを見ましたが、かなりヌルヌル動くので、ハイクオリティなアニメーションをレイヤー分割作業だけで行えるのは凄いと思いました。

お試しフリーソフトもある

さて、こんな便利な機能のあるツール!と言われても実際に扱えるかどうか扱ってみないとわかりません。

そこで『えもふり』というフリーソフトもダウンロードすることが可能です。ホームページ内のダウンロードページからテンプレ等色々とダウンロードできます。

https://emote.mtwo.co.jp/download/

実際に扱ってみましたが、フォトショップなどのPSDファイルを作成できて、更に指定のパーツ毎にレイヤーを分割すれば、自動的にパーツを認識してくれるようです。

あとは首の位置だの腰の位置だの指定することで、キャラクターの骨組みの設定が完了します。

そして、その後横向きにしたときに目の位置とか口の位置が違うようだったら修正を加えるなどの細かい作業をして、各部の揺れや動きの調整をしていくようになります。

ここらへんは地道な作業ではありますが、骨組みを動かすよりは、見た目でわかりやすい作業になるのでミクミクダンスとかよりはビジュアル的に見て制御しやすいと私は思いました。

商用に使うなら製品版を

フリーソフトのうちは商用に使うことは個人、同人に限られ、またサイズも制限されるようです。

インディーズ契約版というのがあるようですが、そちらは別途契約が必要なようです。法人の人はE-moteの製品版を購入しましょう。

と、ここまで書いていると宣伝みたいな気になりますが、ただただ私は技術革新が凄いな・・・と感心したのでブログで取沙汰したまでです。

ちょっと面白そうなので、絵心は無いのですが、頑張ってオリジナルキャラクターで『えもふり』してアニメーションしてみたいと思います。

自分のキャラを思い通り動かしたいとか、3Dモデリング技術が無くともVtuverのような動作するオリジナルキャラが作れると思うとテンションが上がる技術だと思います。

ある意味これだけツールが進化すると、何もしないで妄想だけ膨らませるよりも、何か自分から行動を起こしてキャラクター作りやゲーム作成をした方がいいな・・・と思わされます。