壊れやすいと言われているXbox One Elite ワイヤレス コントローラーの「LB」「RB」ボタンですが、先日私の「LB」「RB」ボタンも壊れてしまいました。
非常に使いやすいコントローラーなので、とてもショックだったのですが、どうやら部品を買えば自力で修理できそうなので、やってみることにしました。
やってみるとSwitchコントローラーよりも格段に簡単なので、その方法を書いていきます。
Amazonで部品と工具を購入する
まず、Amazonで「LB」「RB」ボタンの購入をする必要があります。私が購入したのはこの『LB LBトリガーバンパーボタン+ T8 / T6ドライバーツール』です。
Amazonで『「LB」「RB」ボタン・修理』と検索したら出てきました。こんなに「LB」「RB」ボタン必要?と思いましたが、今後も壊れかねないので、ある意味、今後は「LB」「RB」ボタンを粗雑に扱えるかもしれません。
交換手順
Amazonで上記の品物が届いたら、あとは以下の手順に沿ってXbox One Elite ワイヤレス コントローラー(以下エリコンと省略)を解体するだけです。
1.背面のネジを外す
エリコンの背面のバッテリーカバーを取り外して、バッテリー(電池)を取り外すと色々と表示されているシールが貼ってあります。
このシールを丸ごとはがしても良いですが、ベトベトすることも考えられるので、私はネジ部分を指で触って探し出し、ネジの部分だけカッターでくりぬきました。
ネジが見えたら、セットに入っていたドライバーでネジを取るだけです。とても簡単な作業です。
2.グリップを取り外す
壊れそうで心配にもなりますが、グリップ部分にセットに付属している爪の様なプラスチック製のものをグリップの間に入れてこじ開ける形です。
無理しなくとも、グリップ全体に爪を入れれば取れます。両面テープで接着しているようなので、最初は力が要りますが、一回取ってしまえば簡単に取れるようになります。
3.グリップ部分のネジを外す
グリップ部分にもネジ止めされているので、コチラのネジも付属のドライバーを使って外していきます。合計4箇所(左右2つずつ)止められているので全て外します。ネジはなくさないように、小皿なんかに取っておくと良いでしょう。
4.前面カバーを外す
前面のカバーは、スティックとか十字キーの部品を取っておけば、パカっとすぐに取り外すこともできます。モード切替スイッチはカバーを外したあとに取っておくと、後の作業で煩わしくありません。
5.銀色のカバー部分を外す
しいたけボタン(Xと書かれた電源ボタン)の上にハマっている銀色のカバーを外します、しいたけボタンを押しながら、上に引っ張ると簡単に取れます。
しいたけボタンを押さないままだと引っかかって怖いので、しっかりとしいたけボタンを押して、やや背面に向かって押し上げると楽に取れます。
6.バンパーボタンを外す
銀色のカバーに「LB」「RB」ボタン(バンパーボタン)がくっついております。プラスチップ2つの穴で支えられているので、そこから外せばカパっと取り出せるはずです。
この支点に力がかかりすぎると、どうやら「LB」「RB」ボタンは簡単に壊れてしまうようなので「LB」「RB」ボタンの長時間同時押し、または力が入りすぎ等の原因で壊れることが多いようです。
7.新しいバンパーボタンへ変更
古い壊れたバンパーボタンを新しいバンパーボタンと入れ替えます。入れ替える際に注意なのですが、新しいバンパーボタンのボタンスイッチに触れる部分が、長い場合があります。
一回取り付けたらカチカチとバンパーボタンを押して遊びがあるかどうかを確かめてください。遊びが無いとバンパーボタンが同時押しされてしまうことがあります。私はありましたので、自分でカッターでちょっと削ってヤスリ掛けしました。
8.グリップを取り付ける前に試運転
バンパーボタンの交換が終わったら、前面のカバーだけ付けなおして、バッテリーを入れて試運転をしてみてください。
全てネジ止めしてグリップカバーまで取り付けた後に不具合があった際の手間が省けます。『コントロールパネル』の『デバイスとプリンター』を選択し、Xbox One Elite ワイヤレス コントローラーを選択して、動作確認を行いましょう。
バンパーボタンが同時押しされたり、押しっぱなしの状態になる、逆に反応しないなどの状態が無いか確認してください。不具合が無ければOKです。
9.ネジ止めしてカバーをつける
不具合などなければグリップ部分のネジとバッテリー部分のネジを止めて、あとはグリップカバーを付けてバッテリーを入れるだけです。
再度試運転を行って動作確認をして不具合が無ければ無事交換終了です。お疲れさまでした。
グリップカバー以外は簡単
グリップカバーのところだけは、ちょっと心配になる部分だと思いますが、力を入れすぎず満遍なく爪(プラスチックの器具)を隙間に入れていけば取り外すことができます。
力任せに行うと、グリップを止めているプラスチック部分を破損してしまう可能性もあるので注意してください。それ以外はあとはネジを回すだけですので難しい部分は無いかと思います。
よほど部品の小さいSwitchコントローラーの方が難しいと思いますので、もし値段の高い『Xbox One Elite ワイヤレス コントローラー』の「LB」「RB」ボタンを破損してショックを受けている人がいたら自力で直してみると良いかもしれません。
ただし、自力の修理を行って不具合がおこればメーカー保証外になるでしょうから、自己責任で行ってください。こういった修理に自信の無い人はメーカー保証期間内であれば、メーカーに頼んでしまった方が良いでしょう。