2019年6月8日に発売となったPC版オクトパストラベラーの魅力を紹介いたします。
オクトパストラベラーの5つの魅力
戦闘が楽しい
RPGの醍醐味のひとつである『戦闘』がとても楽しいつくりになっています。従来のコマンドRPGではありますが、独自のシステムによって緊張感のあるバトルバランスになっています。敵にはいくつかの弱点が定められており、弱点を何度か攻撃するとブレイクという状態になります。ブレイク状態にした敵はそのターン動けなくなり、防御力などが下がるため、より大きなダメージを与えることが可能となります。
そして、プレイヤーキャラクターにはブーストと呼ばれる行為があり、ブーストを使うと攻撃回数を増やしたり、技や魔法を強化することができます。ブレイクするために攻撃回数を増やすか?ブレイクした後の攻撃に力を注ぐか?という駆け引きが出ます。
また、ボスキャラの多くは大ダメージを与えてくる攻撃の前に予備動作があるので、その予備動作に合わせてブレイクを合わせたりという戦術も考えられます。
そして、このゲームのバトルは『防御』も重要となり、防御をすることで敵の攻撃をのダメージを下げるだけでなく、攻撃順序を素早くすることも可能です。このゲームは敵の攻撃により大ダメージを受ける攻撃も多いので、この防御を使うことの駆け引きも戦況を大きく左右します。
下手をするとやられてしまうゲームバランスを持っているので、緊張感の大きい楽しい戦闘を楽しむことが可能となっています。
プレイヤーキャラクターの個性
個性といってもキャラクターの容姿とか性格とかではなく、フィールドコマンドと呼ばれるスキルによって、色々な特殊能力が活かせるようになります。
商人のキャラであれば、町の人々からアイテムを買い取ることができます。しかし、盗賊であれば、そんなアイテムを盗むこともできます。(絶対盗めるというものでもありません。)
そして、町の人を誘惑して仲間にして一緒に戦闘に参加してもらうなんていうことも可能です。このフィールドコマンドを使って町の小さなクエストをクリアすることも可能です。
最近は口調とか萌え要素でキャラ付けをするゲームが多いですが、こういった個性付けは好感が持てる要素だと思います。
楽しみやすいシナリオやクエスト
主人公が多数いるキャラクターの場合、8人いれば8回クリアしないとストーリーを追うことができませんが、オクトパストラベラーは途中で仲間にしたキャラクターのストーリーを後追いすることが可能です。
このシステムのおかげで、仲間にしたキャラクターに感情移入もしやすくなっています。短気な人ならスキップすることも可能です。キャラクター毎のシナリオは小刻みで短いながらも良くまとまっていると思います。無理に盛り上げようという過大演出もなく楽しめるものになっていました。
また、町で起こるサブクエストやミニクエストは、サクサクっとクリアできるので、ついつい次から次と手を出し止め時を失ってしまいます。
美しいグラフィック
グラフィックは2Dのドット絵と3DCGの奥行を加え被写界深度を加え独特なグラフィックとなっています。敵のグラフィックも良く書き込まれております。プレイヤーキャラクターの2Dドット絵は懐かしさと安心を感じるものになっています。
特に背景は良く描きこまれているので、新しい土地に足を踏み入れるのが楽しくなります。ドット絵の良さと3Dの臨場感を上手に融合しています。
音楽が素晴らしい
オクトパストラベラーはフィールドの音楽も良いですが、とくにバトルシーンの音楽が素晴らしいです。キャラクター毎のシナリオに登場するボスバトルもボスによって変化し、耳を楽しませてくれます。
サントラには収録曲85曲にもなっているようで、サントラが久々に欲しくなるゲームです。
久々に熱中できるRPG
最近はコマンドバトル系のRPGであるドラ●エやらペ●ソナあたりをプレイしていると睡魔に襲われることがほとんどでしたが、久々に白熱して遊べるRPGです。
とくに緊張感のあるバトルと気分が高揚する音楽は最高だと思えます。個人的にダンジョンがサッパリしていてサクっと1クエストクリアできるのも高得点です。
加齢するにあたって、RPGは長続きしないのですが、久々にクリアまでいけそうな勢いを感じるRPGです。ロマサガ等が好きな人にオススメできそうなRPGです。
PC版はマウス&キーボード操作もでき、特にサブに2ボタンあるマウスなら片手でマウス操作ができて、気軽に楽しめるゲームとなります。